| 2004/09/08 (水) 
  風は東から吹いていた。
 マササンは仕事も休みで、2人でTVの台風情報にくぎ付けになっていた。
 
 台風は午前中に長崎市付近に上陸して、佐賀市付近を通り福岡市付近を通ったらしく、我が家では“県庁所在地ツアー”と話していた。
 雨戸に叩きつける風と雨は、昼まで吹いていた東と南からの風が、一時、弱まったかと思ったら西からも北からも吹き出した。
 
 カーポートがキュイーン・ビュン・ビュンとしなって浮き上がってきそうで、“見ぬこと清し”とばかりにカーテンを閉じていた。
 TVもチラチラしていたけど、とうとうBSが映らなくなってしまった。
 
 風が少し収まったころに仕事に呼び出されたマササンが、帰宅して「家のアンテナが倒れとるよ。」と言った。(~_~;)
 
 雨風の弱まった夕方に畑を見に行ったら、いつもはジャングルのように各自の立てた支柱があるのに、すべて倒れて見晴らしのいい野原のようになっていた。
 我が家の山芋も見事に倒れて、やっと実が採れだした秋茄子も根こそぎ南風で倒れていた。
 
 この市民農園に残った葉という葉が、里芋もナスビも葉物も葉脈だけのレース状になっていた。
 
 道路には看板が落ちて、街路樹は倒れ、信号は停電していた。
 13件ある隣組も、アンテナが倒れた家が3軒、カーポートの屋根が飛んだ家が1軒、木の倒れた家が8軒となにがしらかの被害がありそうだった。 (-。-;)
 
 
 |