稲刈り2日目。米つくり農家の時給は10円
2024/09/10 (火)

晴れ。


営農の稲刈り2日目。朝9時から18時まで。
KAZ、MT、HARU、YK、KIYO、の5名。
コンバインはKAZで他は運搬役。

今日は朝9時に集合する。
朝早くだと露が残っていて水分が高くなる。
そうなるとカントリーの乾燥代も高くなる。
なるべく乾いた状態で稲刈りするのが良い。
トータルで5日くらいかかりそうだ。
耕作面積は105,822u(10町6反)ある。
田んぼの枚数は57枚。
去年の耕作面積は95,188uだった。
10,634u増えている。

運搬は自分が6回で他の3人は5回。
全部で21回。
昨日は自分が6回で、他の二人が5回で
16回。
1回分が約8俵だから昨日が128俵で
今日は168俵の合計は296俵になる計算。
あくまで目安だが。


以下は引用
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「農林水産省が発表している農業経営の統計(営農類
型別経営統計)によると、主に水田で耕作している農
家の農業所得の平均は、21、22年と2年続けて1万円と
なった。

 米作りには、個人が営む零細な農業から、法人で取
り組む大規模な営農まであり、経営状況は一律にはま
とめられない。とはいえ、20年の農業所得の平均は
17万9千円だった。そこから突然大幅に減少し、わ
ずか1万円になってしまったことに驚かざるをえない。

 ちなみに農業に費やした労働時間の平均は1千時
間ほどで、「時給」に換算すると10円になって
しまう。」
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1年間働いて年間の所得が1万円で時給が10円しか
ならない仕事は誰も続けられない。
肥料、農薬、資材、農機、すべてが値上がりしていて
米の値段は値下がりを続けていた。
どう考えても利益は出ない。
農業法人組織にして耕作面積が増えても赤字体質の
根幹は変わらない。
今年の米が高くなったのは米つくりをやめてしまった
米農家の影響もあるのでは。

今継続している米農家は他に収入がある兼業農家
か年金を受給しながら
米つくりをしている農家しか残らなくなる。

他の収入を農業に充てるか借金をしないと高額な
機械の購入や買い替えが農業収入だけでは不可能だ。


夕方作り山に側溝からエンジンポンプで
水あてをおこなった。
ナス、ピーマン、オクラなど。

 
ごーやの菜園作業 北九州 グリーン☆ファーム
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