法人の仕事、役員会
2019/07/05 (金)

harenotikumori.gif 法人は午前中のみみんなで昨日の草刈りの続きをしていた。
自分は事務仕事があるので、農作業の方は今日はお休み。

労務費の準備。JAに行き労務費を
おろしてきて個人別に袋に詰めた。
全員の分をMKさん宅に持参して本人が不在だったので
奥さんに渡した。
今日の役員会の資料作成と印刷をおこなった。

自作苗の原価計算。
自作すると労務費込みで原価は1箱268円だった。
購入苗は1箱572円(苗箱洗浄料32円含む)だ。
毎年2200箱くらい購入するから差額はかなり大きい。
ただし自作苗つくりにはいろんな人手がかかるのはみ
んなの負担になる。
個人でもちょうど農繁期で忙しいときだ。
畑もしている人は畑作業ができなくなるそうだ。

18時から普及センターと市役所の担当者
が来て公民館で役員会議に出席。
現在の法人の問題点やそれらの解決法を話し合った。

一番の問題はまずお米の収量をあげること。
夢つくしも飼料米も反収が少なすぎる。
水不足やヒエ発生の多発や地盤がなく
田植機やトラクターが埋まって機械が使えない箇所
が多い田んぼなど問題点があるが、冬季にサブソイラー
使用など排水管理をきちんとすれば収量も増えるし、
それに伴い収入も増えて機械購入費なども賄えるように
なるそうだ。

労務費(時給)や年間の役員手当や地代(田んぼの年間
賃借料)は他の法人と比較すると平均かそれ以下だそうだ。
特に多いとは言えないそうだ。

今のところ米の売上自体は毎年増加の傾向
にあるのでそれは良い傾向だ。

労務費(時間給)削減や役員報酬全面カット、地代の
値下げなどいっぺんに大幅な経費の削減を行うのはかえって
マイナス面が多くあまりよくない。それよりは売上を増やす
努力が必要だとの話しだった。

内部でもいままでに問題点をいろいろ話し合って
はいるが、今回のように外部の専門家たちによる新たな
問題点の指摘や改善事項のアドバイスなどは自分たちだけ
では気づかなかったことも多く、とても参考になる。

大豆も昔からほとんどとれない状態だ。
位置的に海岸近くということで海の塩分の影響が
あるのではないだろうか。
しかし隣接地域の別の法人は昨年の大豆は
反収240Kgで県下でも最高の収量だったそうだ。
やはり管理に問題があるのか。カメムシ対策、
排水、水やり、雑草対策等。

役員会は19時半に終了した。

 
ごーやの菜園作業 北九州 グリーン☆ファーム
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