2022/01/09 (日)
由緒によると江戸時代の文献にはすでに載っていたとされる『市場のえべっさん』の福笹売りがついに本年をもって終了となりました
我が家からは目とハナの先にあって、市場と呼ばれる広場の隅っこに祀られている小さな戎神社ですが、 隣の8区自治区の管轄で8区の住民の講でお祀りされているのです
毎年、1月9日宵戎、10日の本戎にはエビス講の人たちがハッピ姿で出て吉兆売りします が、今日のように穏やかな晴天ならよろしが、寒風吹きすさぶ・・・・という悪天候でも当番になれば出んならん そのエビス講を運営するのが とうとう7軒になりとても維持できやん、ということで 今年をもって終了ということになったそうな
で、今日は朝早くから講の人たちが出て清掃、鯛などお供物を整えて神主さんの祝詞が終わると皆さん散ってしまわれた
そのあと、我々よそ者はえべっさんの神棚に貼るお姿をたばりに行きます あれ? なにやら書いて貼ったある 近寄ってみると、 「無料ですのでご自由にお持ち帰りを」とな
タダちゅうわけにもいかんので賽銭あげてたばってきました
例年、明日の〆の日の最終に恒例の餅撒きがあった ココはローカルの神さんなので拾い手が少ない・・・ので面白いほど拾えたのに・・・・コロナが流行りだしてからそれも自粛になった
地方の文化がどんどん衰退していく
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(1) 祭壇と朱の鳥居の間にあるのが賽銭箱
立派なアカの屋根付き、移動させられんように地面に杭を打ち込んで箱を固定してある・・・・にも拘わらず
(2) この賽銭箱よう盗まれますんよ 昔の泥棒さんは夜のうちにコソコソと賽銭箱をリヤカーに積んで裏通りまで運んだらしいですけどね、現代は白昼堂々の狼藉(?) ドコのドイツちゅうのはわかってるらしいデス ワタシは知りませんけどね こんな小さいお社ですが賽銭箱は大きい 放り投げる小銭だけでも意外と入ってるちゅう話デス
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