高野はもう冬支度
2021/11/13 (土)

hare.gif * 昨日は朝から小雨シトシトのなか、高野山に向けて車で出発  
畑主の母親の七回忌供養の為、宿坊の光台院へ  

ま、標高900m余の山上は5度 寒い寒い  
参道の紅葉はすでに色あせ散り急ぐ風情  
宿坊では堂内、あちこちにストーブを設置してどんどん温風を放射しているが堪えませんわ   

さっぶ〜(><)  

高野口からだと約1時間の距離  
2時間ほど過ごして急ぎ下りてくる  

高野の寒さはホント、芯から冷えますワ     
帰宅後、風邪薬を飲んでおく 

光台院住職さんの法話で、「人は2度死ぬ」というのが心に残った  
一度めは心臓が止まった時、2度めというのは、誰も覚えてくれている人がいなくなった時、だそうな  

今日、親戚の姉さんがお参りくださったので、先日、母親のタンスの小引き出しから見つけた母親の次男、つまり畑主の2つ違いの兄(小学校3年の夏休み直前に紀の川で水難)の使っていた数冊のノートを披露する      

姉さんは1字見ただけで涙が溢れて先が読めなかった  
中学一年だった姉さんはその時の事をしっかり記憶していた  
    
戦争中で隣に疎開してきた都会の親戚の子が川で泳ぎたがって小学生の弟が一緒に泳ぎに行って難に遭った事  
川から引き上げられて人工呼吸を繰り返しても息を吹き返さなかった、と  
     
戦争さえなければ・・・・    

絶筆となった「さんすう」「こくご」「社会」の帳面を大切にタンスの奥に仕舞っていた親心 
   
なんとも言葉になりません      

i0 i1 i2 (1) 大伽藍へ続く蛇腹道  

2週間ほど前は紅葉は早すぎて、昨日はすでに遅し   先週なら良かった、とな  
(2) 金剛峯寺の裏手になる光台院のお庭  ナントカ言う昭和の名工の作(有名な人らしい)  

高野山の八つの連山を表しているそうな
(3) 空豆植える ポットから育苗の5つ目、と6つ目
 
婆誰坂の菜園きまぐれ日記 和歌山
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