2020/01/26 (日)
* 今年の大相撲は大波乱の幕開けでしたね
粉河に住むイトコ夫婦が猪の出る山上の墓地を終い、新しく粉河加太線沿いに購入して伯母の骨納めをしたというので 話を伺いに行ってきました その帰りに、窪のおばあちゃんちに寄ると、96歳の叔父と叔母が仲良く堀り炬燵に並んで大相撲観戦をしていた
叔父に相撲は好きなのかと聞くと、あんまり好きやないけど 他に見るものがないので見てんのや、と 「今日の最後の一番で優勝が決まんのや 徳勝龍て番付は前頭のいちばん下やけど、近大の相撲部出身で奈良の子やさかい応援したっとるんや 今日は千秋楽やさかいあと一時間して 5時半頃には勝負がついとるやろな」
相手が大関ということなので、ワタシも「こらアカンわ」ちゅうことで帰ることにした 帰宅して、時計を見ると5時30分
もう決着ついとるやろナ。。。。と、テレビつけると、 あららら・・・・ 優勝杯を手にしているのは、貴景勝ではなくて平幕のドン尻徳勝龍じゃあーりませんか
おっちゃんさぞかし喜んどるやろ。。。。そのまま続いてNHKアナウンサーのインタビューも見た ドッと笑いをとったり、涙で顔をくしゃくしゃにしたり・・・・やっぱし関西人やなぁ(^^
まわしの絵柄がね、奈良の漫画チックなキャラクターの『せんとくん』←ワタシはこれにいちばん笑たわ
そうそう、奈良は相撲発祥の地なんやで 知ってます?当麻寺の近くに、昔 タイマノケハヤとノミノスクネが相撲とったという場所に塚があるのを
おおむかし、当麻の里に蹴りのうまい剛力を自慢する大男がいて常日頃「俺様は日本一 敵うものはいまい」と豪語していて 里の人々から「当麻の蹴速」と呼ばれた あんまり力自慢をするので 時の天皇の命令で出雲の国から力持ち、野見宿禰を召して相撲を取らせることになった なんと、さしもの蹴速も宿禰の強力な蹴りにあえなく撃沈 これを憐れに思った村の衆が蹴速の魂を慰めるべく両者が相撲を取った辺りに塚をつくって現代に至っているそうな もしかしたら、あの徳勝龍関の謙虚な発言は この有名な逸話を踏まえているのかもしれませんね 当麻の里と奈良市はごく近いですから(^^
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