東尋坊より永平寺でしょ
2019/11/15 (金)

hare.gif * 朝方まで雨音がしていたが夜明けには止んだ(^^)/ 

このマンモス旅館はバブルの頃が絶頂期だったらしいが、  館内いたる所に絢爛の九谷焼きやら加賀箪笥、調度品が据えられて、唐傘なんかあっちこっちに広がって、和風かと思えば、ロビーにはモダンなテーブルと椅子が何十とセッティング・・・・なんじゃこりゃ  

バブルが弾けて客足が遠のき、以後ながらく閉館だったらしいが、去年末にリニューアルオープンしたんですと  

まぁね、紅葉の行楽シーズン真っ只中というのに、広間の客はまばら  
客層はと言いますと、外国人や若い人はいなくて ほとんどが爺婆  それもね、フツーの暮らししてますという感じの一般人ですよ  ターゲットを絞ったんですかね    

我々も実のところ、さる筋から「お泊り半額券」というのを戴いて、こんな高級旅館(風?)に来れることになったんですけどね(^^;

我々4人のお部屋は、12畳の和室に6畳の控えの間、6畳ほどの広さの洋間に応接セット、洗面・バストイレ付き、贅沢過ぎ(^^;

お昼、12時に予約の観光タクシーが来て、荷物を積み込み、帰りの3時45分のサンダーバードに間に合うように、3時半までの時間つぶしの観光  

「金沢に行きたい」旨伝えると、「ちょっと遠い、行きで一時間掛かる」と即却下、
「東尋坊か兼六園なら」と言う  

こんな寒い日に東尋坊に行く人いてる?  東尋坊て白浜の三段壁みたいなモンちゃいます? 寒いのかなわん。。。 婆はうるさいのだ  

「永平寺なら行けます」と言うので「ほな、そこに」と決まる  
とちゅうで、てづくり油揚げの店を発見  帰りにGETすることに  

禅宗のお寺ということで、門構えからピンと張り詰めた空気が漂う    
作務衣姿の若い見習い僧らしきのが10人ぐらい全員素足で(足袋は履けない)庭を清掃中、
本物の修行僧が音も立てず足早に廊下を進む、風のよう(^^

大晦日にNHKの行く年、来る年で映される鐘楼と鐘を見る いがいと小さいのね  

3時近くなるとドッと冷えてきて いかにも 北陸に来ました、という感じ  
お土産のおあげさんのお店ではストーブを焚いていた  

難波で買う予定の「りくろーおじさんのアップルパイ」はパスする事にして、新今宮から特急りんかんに・・・・ 
乗るつもりで新今宮駅のホームを降りたら、  
やや! 見慣れぬ街  おお、反対側に降りてしまったのだ  
このまま歩けば通天閣 ジャンジャン横丁?  

赤提灯や怪しげなネオンサインが眩しく瞬いて客引きがうろうろ、やばい! 
けど、社会勉強になるなぁ  
なぬ、一泊 ¥1.500とな  へ〜   

アッチコッチ眺めながら歩いていくと、ビルの谷間に南海高野線のエレベーター乗り場を見つけた  やれやれ 

無事に、午後8時すぎに帰宅となりました(^^)/  

i0 i1 i2 (1) 湖西の辺りで虹が  
「写せ、写せ」とうるさいのでシャッター押したが、うっすら
(2)
(3) お土産は『笹寿司』と『おあげさん』
 
婆誰坂の菜園きまぐれ日記 和歌山
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