2016/12/18 (日)
* ひと足お先にBSで真田丸の最終回見ちゃったわさ
なんかなー 主人公はこの辺りで伝えられてる幸村像とちょっと違うような気もするけど(幸村はん男前でカッコよすぎ^^)
ずう〜っとふに落ちん事があったんやけど 今日の最後の最後のシーンでふに落ちた それは、幸村の村は何を思って命名したかということ 作者は長らく暮らした九度山の村をイメージして付けた、との事であったが ワタシはね、幸村が生まれ育った故郷、九度山で果てた父親の昌幸がもう一度帰りたいと切望したが叶わなかった故郷、遠く遥かな上田の村里ではないのか・・・・と、思うとりましたの
今日の最終シーンで、信州上田城の城門が映ったでしょ、あれ、九度山の真田庵とそっくりですやんか
それにつけても思い出す胸の痛み一つあり ワタクシの亡き父親が入院していました同じ室に沖縄出身の40代ぐらいの男性が重い心臓病で入っておりましたですが よく喋る明るい人でそれほど病気が深刻にはみえなかったが、ある日 「もうボクはいつお迎えがきても心残りがないんだ」と言うので、 「沖縄へもう一回帰りたいと言うてましたやん 帰るまではいけませんやん」と言いますと、嬉しそうに 「もう夕べ帰ってきました」 それからしばらくして病室のベッドは空っぽになった
我が父親の入院最後になる夜、傍らで付き添うワタシに看護師嬢が告げた 「お父さんは夕べ『昨日ふるさとに帰ってきました』とニコニコされてましたよ」 ワタシは沖縄の男性のセリフを思い出し、今夜かもしれない 明日はなんとしても連れて帰ってやりたいがもう無理かもしれない、と覚悟したあの凍りつく2月の一夜を思い出す
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