2009/01/29 (木)
* 丹後の山々 月淡く〜 灯りにむせぶ 湯の〜煙♪ 温泉情緒がたっぷり残っている城崎はいい町です
午前9時30分、大阪、梅田のバスターミナルを出て3時間、10人余りの客を積んだ路線バス特急は午後0時半、丹後半島の有名温泉処、城崎に到着しました
冬の湯の町は旅情をかきたてる何かがありますね ここ、城崎はとりわけ歴史と文学に所縁のある町、 温泉街の中心を流れる細い川の両側に立ち並ぶ温泉宿や土産物屋も古いなりに「品格」を漂わせている その小川に架かる数個の石橋も又情緒たっぷり。。。
同じ温泉街といえども、白浜や道後などでは巨大宿泊施設が進出してからは、かつてのように宿の浴衣で下駄をカラコロ鳴らして散策を楽しむというような悠長な話はとんと聞かない
ところがこの城崎のすごい所は、町の温泉旅館組合が町のそこここに7つの共同浴場を作り、「外湯めぐり」と名づけて露天風呂ツアーを仕組んでいる その一つ一つの施設が「一の湯」「鴻の湯」「御所の湯」などネーミングに凝っているし、造りもなかなかのものである 繁栄の為のご苦労がしのばれます
我々7人も、まずは宿に荷を解き、「美の探求組 3名」は外湯のハシゴに、「ぶらり湯の町組 4名」は街の佇まいウォッチング&温泉卵の試食を楽しみに散っていく さてこの夜は7つの布団を一箇所に引き寄せ学生時代の修学旅行の再現、 しかーし、せっかくの心地よい温泉の余韻もつかの間、不届きなイビキ二重奏の一匹のせえで睡眠不足の一夜となりにけり
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(1) 地蔵湯橋より温泉街を
(2)
(3)
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