2008/12/17 (水)
* 田舎には昔から農家ならどこでも米を貯蔵する蔵があった うちの実家にもある 機械化に追いつかないので水田を柿、柑橘に転作して30年以上になる我が家は兼業農家であった
田舎の風習として、親戚、知人へのお付き合いは義理を欠けないし、父親の職業柄頂き物も多かった 畑を一人で切り回す多忙な母親はいちいち確かめず蔵に放り込んでおいたものらしい
それが、先日 久しぶりに実家の蔵に入って驚いた 二階は客用の古い食器入れや布団箪笥が鼠に齧られて木屑が散乱、残念ながらお宝になりそうなものはなかったが、一階にはホームセンターで調達した鉄骨の棚をかいて色んな物を貯めこんであった 砂糖:5kg入った紙箱入りのは紙が溶けていた 石鹸:顆粒は固形物と化す 味の素:1kgの缶入り(一生使えるぞ)詰め合わせ 椎茸:炭化 味付け海苔:全部くっついてる サラダ油セット(これが最多):コンテナに3杯ほどある ジュース(瓶、缶):固体化 以上、ほとんどの賞味期限が20世紀に切れてる(><) あ〜ぁ、もったいな〜
考えたら、これにはほとんど それ相当の「お返し」をしてるんだ そう考えると、盆暮れのご挨拶、ご祝儀のお返し、法事の引き出物・・・日本の美しい習慣は老夫婦二人にはとんでもなく無駄なものに思えてくる それに、老人だからって「長く保つ物」もよろしくないね(安心して置いといて忘れる)
やっぱし贈るとなると、自分も貰って嬉しいもの・・・スーパーの商品券あたりかなぁ(^^;
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(1) またも出ましたロマンショー♪
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