2008/07/18 (金)
* 過疎の山で農業一筋に生きてきた90歳近い父親が倒れて認知症になり、 介護の母親も足に無理がきて立てなくなり 頭に記憶障害の症状も出てきたという知らせに 急遽 都会に住む娘がかけつけ、とりあえず不自由な眼を手術する事になった
昨日、その両親を看る同級生から電話があった お母ちゃんがね、もう小豆播かんなんのに種どっかにいってもてあれへん、て毎日探してんのよ そんな足でどうすんのよ、歩かれへんのに 畑までどうやって行くんよ 畑も草だらけやし播くとこもあれへんのに、早う種播かんなん、てばっかり言うてんのよ ほいで毎日ケンカしてるんや
頭の細胞がどんなに傷ついても 肌に感じた季節で農業をしてきた人には「旬」がわかる 種を播く旬、穫り入れる旬、食べ頃の旬。。。
日本の農業はこんな人達に支えられてきたのだ 体がいうことをきかなくなっても作物の段取りをせずにはいられない 友のお母ちゃんを思う
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(1) 畑にほったらかしのキウイも季節を知っている 一人で花咲き、一人で実をつける (なんでやろ、雌雄がいるはずやのに・・・)
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