| 2004/01/09 (金) 
最近読んだ本、菜園関係のものは別にして印象に残ったもの(図書館で借りられる本ばかり)
  「女たちのジハード」篠田節子 トマトの話が印象的。これを読んだために菜園に凝りだしたのかもしれないと最近思い始めた。
  「アルジャーノンに花束を」そして「アルジャーノンとチャーリーと私」ダニエル・キイス 名作だ。我家にいたハムスターのクッペを思い出す。
  「芥川賞全集」文藝春秋社 この人は直木賞じゃないの、と突っ込みたくなるような作品もある。今年の受賞は三対一の確率で最年少受賞者になりそうだ。読みたいような読みたくないような。でもきっと読む。
  「模倣犯」宮部みゆき 映画はおもしろくなかった。あの、中居君がぶっとんでしまうラストはビックリというより、こういう風に作らないとイメージ的に良くないのかなと要らぬ勘ぐりをしてしまう。
  「4TEEN」石田 衣良  息子は今日で14歳。Happy Birthday! 主人公たちは都会っ子独特の地方色もあり思春期の生意気さと直情が同居する。でも私の好みとしては「池袋ウエストゲートパーク」の方がおもしろかった。
  一つの小説なりエッセイ集なりが気にいるとその人の書いた本を集中して読むのが私の読み方。
  今読んでる本「神田掘八つ下がり」宇江佐真理。時代小説大好き。藤原周平・池波正太郎はほとんど読んでいる。藤沢周平「三屋清左衛門残日録」の清佐衛門、タイプだ。私も「日残りて昏るるに未だ遠し」の年齢になりつつある。この人はまだ50歳代だ。 
 - 
  
 |