草木灰について 投稿者:edamura 投稿日:11月10日(水)06時42分59秒
Najaさん、みなさん初めまして。 草木灰はアルカリ資材としてよりも、カリ肥料として知られています。 カリ成分が多いと茎葉を固くし、野菜の食味を損なう恐れがあります。 また、窒素障害と同様、カリ障害もあるそうです。 ですから、PH調整に使用するには十分注意する必要があります。 アルカリ調整が目的でしたら化石石灰(一般的には、貝化石の名称で販売されて います。)が無難ではないでしょうか。 カキ殻粉が良いとされていますが、入手が困難だと思います。 また、石灰成分は野菜に必須の成分ですから、過燐酸石灰(鳥糞が鉱石化したも のと同じで燐酸障害はない。)の使用をお勧めします。 くん炭や備長炭粉末は、カリ成分が少なくアルカリ効果も少ないのですが、有効 微生物の棲みかにもなり土壌改良資材として非常に有効と聞いています。 一般的に、堆肥を十分に入れ、有機肥料(カリ成分の少ない、米糠、鶏粉)など を使って土壌改良すれば、程度・土質・作物にもよりますが、PHはそれ程気に しなくとも良いのではないでしょうか・・・。