チャイブとは   写真を見る
 

最近いろいろと変わった野菜を手にするようになりましたね。
チコリ、アーティチョーク、「これどうやって食べるんだろう・・」って試してみたい気はするのですが、私は野菜を食べる事に関してだけは(?)慎重なのです。と、言うのも実は野菜にはトラウマがあるのです。
それは当時学生だった私が初めてニラを買った日の事。ネギより安く、どう見てもネギにそっくりな姿に、(今思えばネギより平べったいのですが)私は「ラッキー、今日はおうどんにおネギをいっぱい乗せよっ」と足取りも軽く部屋に帰ったのでした。小口切りにした,その“ネギもどき”を、おうどんに山と乗せて、「ズゾゾッ」と食べたあの何とも言えない生臭さ・・あのニオイは今でも忘れられません・・。ぺっぺっ。そんなある日、園芸友達のYさんに、細いネギのようなチャイブなるハーブの株を頂きました。「これ、可愛いピンクの花が咲くよ。葉も食べられるし。よく増えるから持ってお帰り?」とご親切に。でも、ハーブ?チャイブ?見たことも聞いたこともない。アサツキよりもずっと細い。くんくん。臭いはネギっぽいけど・・いやいや、まだまだ信じちゃいかん。花はネギ坊に色の付いたような・・ネギの仲間なのは間違いなさそう。とまぁ、こんな具合にしばらくチャイブと私の間には緊張感が漂っていたのでございます。ここ数年ハーブが流行りだしてチャイブの乾燥物が高価な値で売られていますよね。あれ、ただのネギですよ。悩んで買えない方へのアドバイスでした。(え?そんな人いないって?)
 
 
 
 

木が好きなんだってば  写真を見る

まず初めに、ワタクシ、マメダ丸はたいそう抜けています。お財布を落とすのは日常茶飯事、あげくに「人間は落とすものだ(そうか?)落としても慌てない程度の現金を2つに分けて持ち歩こう」と“考案”するくらい落とします。買った物もレジに置いたまま店を出ます。傘も晴れたらまず置いて帰ります。財布を車の上に乗せたまま走っていたりします。たーまにスーツで決めたら靴の色が左右違っている事を指摘されたりもします。
とまあ、そんなワタクシが6年生の時に書いた作文は「私は木になりたい」。つまり、12才の私なりに、真っ直ぐに天に向かって無心に伸びる木を美しいと思ったわけなのですね。自分も木のように無心に目標に向かいたいものだと。これはこれでまぁ、小学生だし文章としては悪くない(と思う)のだけれど、この文集のテーマが悪かった。文集のお題は、「私の将来なりたいもの」。みんな「野球選手」とか「デザイナー」とかそれっぽい職業を書いているのに。・・・・きっと、またボーっとして先生の言うこと、聞いてなかったんだろうなぁ。隣だったW君がニヤニヤして一言。「オマエ。木になるの?人間やめて?」
 

マメダの前世   

マメダはかつて高名な占い師に「前世はセミですね」といきなり言われた事があります。セミ?私バルタン星人に似てるかな?フォッフォッフォッ。チョキチョキ。でも別に、夏になると妙に騒ぎたくなったりって事もないけどなー。
疑うマメダをしり目に占い師さんはさっさっと木の根っこ付近に丸くうずくまる物体を書いて、「これが前世です」
あ、ガーン。占い師さん、それは蝉は蝉でも幼虫ですぅ。私の前世はアノ白いプニプニした幼虫だったのか。なんてこった。一緒に行った友人達は「庄屋の娘」と「武家の姫様」だったのに。おいおい、人類ですらないゾ。
・・・ま、いいや。「庄屋の娘」は病弱で親不孝だったとかで何故か占い師に説教されていたし(何でだ)、
「武家の娘」にいたっては「後ろ首に刀傷があるはずだから毎日水で清めるように」と風邪を引きそうな忠告されてたし。(ロクな事言わない占い師だったなぁ。当たる占い師は不吉なことしか言わないって本当だ
うんうん。私は蝉の幼虫だったのか。それで何となく大きな木に憧れがあるんだな、うん。当たってるじゃんー。他の事は当たってなかったけど、この前世話だけはマメダは気に入ったので採用しています。だから木が好きなんだってば。
 

連れ合いは花オンチ  

マメダの連れ合いはとぉっても優しい人です。結婚から5年間、週末に「今週もご苦労様ケーキ」を1個買って来てくれていました。私はケーキ、連れ合いはビールで夫婦円満、ご機嫌な週末、だったのですが、マメダが太ってきたので「週末の花」に変わりました。わぁ花が貰える?ドキドキわくわく。
忘れもしません。初めての花はチューリップ。可愛い!子育ての疲れも吹き飛ぶじゃあありませんか。嬉しい、嬉しい♪花があると気分が全然変わります。次の週は金魚草。優しい香り。うわぁ〜ありがとう!次はバラ。きゃー高かったんじゃないのぉ?騒ぐマメダをボーっと見ていた連れ合いが、ぼそっと「それがバラか」・・・へ?聞き間違いかな・・・バラも知らないなんて、まさか・・・。そして次の週。マーガレット。これ、私の好きな花!マメダが一応、「あのーこれ、何の花だと思う?」聞いてみたら連れ合いはじっと見て「菊でしょ?」ちがーう!!!!
どうやら連れ合いは花はチューリップとカーネーションと菊しか知らないらしい。マメダはいゃ〜な予感がしました。
その予感は早速次の週に的中しました。持って帰った物は仏花。おいおい、私は仏さんかい。花瓶に入れるとお線香でもあげたくなる雰囲気に。ああ、家の空気が盛り下がるー。チーン。
次の週も又仏花を買って来た連れ合いに「またこれなのぉ」と思わず口にしたマメダ。連れ合いは「え?だってマメちゃん、その花好きでしょ。マーガレットだっけ?これ葉っぱもついて安いんだー」・・・がくっ。これは白い小菊だ・・葉っぱはサカキ・・。なんとなーくあまり喜ばなくなったマメダと訳わかんない連れ合いとの週末の円満はこうして終わりを告げたのでした・・・。

玄関にアロエと電話

マメダが小学生の頃(1970年代後半ですね)はどの家も電話が玄関先にありました。何故でしょう。電話が鳴ると冬は寒さをこらえて取りに行き、夏はだらしない半下着状態で客が来ないことを祈りつつ電話に出なければなりません。小学生のマメダはかつて「電話機は居間に置けば良いのではないか」と提案したことがありますが、その時の父が当然のように言った一言。「玄関先なら人が電話を借りに来たとき便利だろうが」???借りに来る?大昔は電話を貸し借りしていたのか。その名残で玄関にあるんだ。マメダは「はーはー」と納得してしまいました。それじゃあもう一つ。その当時これもよく見かけた、玄関先のアロエ。葉っぱはちぎられた形跡があって観葉植物と言うよりは実用植物、一家に1鉢医者いらず、って感じ。で、なんでこれも玄関なんだろう。やけどに効くんだから、これも人がよくいる居間に置けば良いのに。玄関なんて狭くて目立つ場所で・・これも人に貸すのだろうか。この謎は母が解明してくれました。アロエは普段は戸外が良いらしいのですが霜が降る様な寒い日や夏の暑いときには室内に取り込んでやるそうです。外と家を行ったり来たりする子だから玄関。おお〜納得。しました、皆さん?
 

アジアンタムに片想い  写真を見る
 

アジアンタムをご存じですか?透き通ったハート型の小さな葉が沢山ついた、あの優雅な観葉植物です。いいですね。私も大好きです。見たらつい、買ってしまいますがダメです。どうしても3ヶ月と持たずに枯れてしまうのです。だんだん葉の先が黒っぽくなって・・う、どうして。
アジアンタムは強い日差しが嫌いらしいから、まず日の当たらない室内へ置きます。ここまではよし。乾燥も嫌いらしいから毎日水をあげる、と・・・あらあら、根腐れで枯れたじゃあありませんか・・。どうやら水はけも大事みたい。で、今度は排水対策、鉢の底が受け皿になっているタイプにしてたっぷりの水やり。葉にも霧吹きでかけるとよいと本には書いてある。シュッシュツ。ここまでしても、クーラーをかけ出したとたんクテッ。空気の乾燥がとことん嫌いらしい。でも、私は乾燥大好きカラカラ人間。相性が合わないとはこの事でしょうか。その後数回買って液肥をやってみたり、土を追加してみたり、乾燥防止に小石を敷き詰めたり、枯れたら剪定してみたりしてみましたがダメです。同じ室内では折ツルらん、アイビー、ポトス、カポックetc、が大繁殖しているのに。でも考えてみたらこの子達、みん乾燥に強い子たちだぁ。・・・そんなこんなで、今でもあのしっとり繊細なアジアンタムに片想いをしているワタシなのです。
 
 

幸福の木を枯らせてしまった 写真を見る
 

幸福の木って強いって思われていませんか?話によると挿し木をしただけで簡単に増えるとか。そう、でも、それは幸福の木が本来あるべき高温多湿地帯に生えている場合・・なのです。私の経験上、日本の冬の乾燥低温時は越せません。枯れます。特別に暖かい加湿した部屋でもない限り、どんどん葉先が茶色になって、全体にしなびた感じになって来ます。水が足りないのかと水をやると根腐れし、今度は完全に枯れてしまいます。特に大きな木はぐらぐらしないようにスチロールやプラスチックで根本を押さえて上から軽く土をかけている物が多いから土が絶対的に足りません。
正しい育て方は、冬は越冬のため枯れて来だしたら、水やりを控え、春になると明るい戸外にだし、土を追加し、肥料をやらないと再び発芽することはありません。つまり室内向きの観葉植物ではないのです。春に購入した葉が沢山茂っている物なら半年は鑑賞出来ると思いますが、半年後には「何で枯れるのぉ」と嘆く(?)事になるでしょう。大きな幸福の木は大変高価(1〜2万円)なのできっと長持ちすると思って買ったら大間違いなんですよぉぉ!(さて誰の事でしょう???)
 
 

コザクラインコとほうれん草  写真を見る

我が家にはコザクラインコの「オニイチャン」がいます。コザクラインコはずんぐりした体型も愛くるしく、手乗りになるし簡単な言葉も喋る賢いインコです。でも、コザクラは凶暴という説もありますよね。、確かに赤い丸い物を見たら攻撃に行きますが(何故?)オスは比較的大人しいものです。いやしんぼの我が家のオニイチャンはかつてコンソメスープをがぶ飲みして瀕死の状態になって以来人間の食べ物は御法度となっていますが、味噌汁、うどんなどを見ると写真のように物欲しげに覗いていたりします。(写真)
さて、そんなオニイチャンですが菜っぱが大好きなのか大嫌いなのか、カゴの菜差しに入れたとたんムキになって細かく引き裂いてしまいます。(少しは口の中にも入ってると思いたいけど)でも,何故かほうれん草だけは見向きもしません。どうして?栄養あるよ。ポパイだって好きなんだから。連日ですすめても「フン」って感じでしらんふり。おや〜???先日モノの本を読んでオノノキました。鳥にはほうれん草は毒である事が判明。あわわ。なんて事でしょう、それで食べなかったのね。よかった、動物は利口だなぁ。本能で知ってるんだぁ。じゃあ赤い丸い物も野生のコザクラを脅かす「何か」なのでしょうかネ???
 
 
 

夏の草取りは命がけ?  写真を見る
 
 

雑草は菜園の大きなハードルです。冬は草の生育もほどほどで放っておいてもいいのですが、夏は大変です。あっ、と言う間にすくすくと伸びてきます。苗なんて追い越してしまいます。ブッちぎりです。苗の日アタリも悪くなるし、土の栄養も取られてしまう・・抜かねば・・。でも、これが真夏はきつい。帽子、長靴、軍手、長袖シャツで完全防備しないと虫にかまれてしまいます。でも、こんな格好で作業しているとサウナです。汗がどっ、と出ます。死にそうです。←死んでどうする。朝早いうちに作業をすればいいらしいのですがマメダは×です。低血圧で朝が弱いのです。それなら、と、夕方に作業すると、これまた、やぶ蚊がすごい。第一、夕方は主婦のゴールデンタイム、草抜きより、家族に夕飯を食べさせなくては。結局連れ合いと一緒に土日に草抜き作業するしかありません。マメダの連れ合いは腰痛持ちで、かがむ作業が続くと腰が痛くなるので姿勢を変えつつ作業しなくてはなりません。それにしても、暑い。首と頭にタオルをしておかないと熱射病になります。通常の疲れと違い突然筋肉が小さく痙攣し(おそらく脱水のため)鎌のコントロールがきかなくなります。あわわ。農作業事故なんて、家庭菜園で、冗談じゃあない。と言うわけで私の作った夏の農作業注意事項をご覧下さい。夏の作業にご用心!

 

 

夏の農作業の注意事項


恐怖の虫対策   写真を見る

野菜作りで一番頭の痛いことはやはり虫。素人が本格的に農薬を使うのは躊躇してしまうし、かといって虫にやられるままと言うのも、ちょっと口惜しい。でも、アナタは虫を捕まえて殺す事、出来ますか?虫を指でつまむことさえ出来そうにないマメダは、直接手を下さずに虫の被害を押さえる方法を採用しています。
まずはやっぱり。これは殺虫剤みたいなお手軽スプレータイプが出ているので沢山いるところにシュッ!数日したら食べる事にも問題はありません。特にキャベツは青虫の宝庫。キャベツがまだ小さい内に「ディプテレックス」をかけておかないと原形が無くなるくらい食べてくれます。早め早めの防除で食べる頃には大丈夫。
薬以外で、面白いところでは、害虫の代表格のアブラムシは光り物が嫌いなのでシルバーの紐やシートを張り巡らせておけば近寄れません。(ちなみに我が家は不要CDロムを大量にぶら下げています。すごくピカピカ☆)言っちゃえば、アブラムシの結界ですね。
そして、実行した事は無いのですが「恐怖のオトリ作戦」。例えば、湿った段ボール紙を日陰に置いておくと数日後には段ボールの下はダンゴムシやナメクジの巣が出来ています。その集まった所に殺虫剤シュー。う・・、出来そうにない。安息を求めてやって来た彼らに・・。で、ナメクジと言えばもっと怖い話をひとつ。おナメさんはビールが好きだそう。浅いお皿にビールを入れて畑に置いておくと、夜にビールを飲みに来て、そのまま大量に溺死しているそうです・・・キャー!怖すぎる。見たくない、想像もしたく無い。いやいや。と、言うわけでオトリ作戦はマメダには出来そうにありません。捕殺も出来ない私は、殺虫剤との適度な共存を目指す今日この頃です。
 
 

有機無農薬野菜の善し悪し  写真を見る
 

有機無農薬野菜。とれたてを料理する。家庭菜園の醍醐味ですね。美味しいです、確かに。味が濃くて,野菜といえどフルーティに感じます。が。困った問題も1つ。大変なんですよ・・洗うのが・・。例えば市販の野菜だとまずついていない土洗いから始まって、菜モノだと葉を一枚一枚よーく確認して分けていかないと、どんなムシや卵がついているか分からない。怖い写真)私が神経質過ぎるのでしょうかねぇ。大量に収穫出来た時なんか、嬉しいけれど洗うのに1時間以上かかったりします。ああ、疲れる。人にあげるにしてもムシつきじゃあありがた迷惑になりかねないし・・。そこで、マメダは考えました。沢山あるから大変なのだ、と。少しなら洗うのもたいして時間がかからない。そうだ、沢山の種類を少しずつ作ろう。そうすれば、同じ害虫にやられることも少なくなるし、収穫も時期がずれて毎日楽しめるかもしれない。と、言うわけで今、我が家の40坪弱の狭い菜園に、なんと通算70種類以上の植物が生育中です。珍菜、バイオ野菜、ハーブ、球根花、まとまりはないけれど、さながら小植物園です。珍しい作物が生育していく様子は楽しいし、収穫もホンの少しで、その日の1品になるかなー、といった程度ですが、少なくても洗う手間は省けます。でも、これも問題点が2つ。種や苗の入手を考えると経済的ではない事。おまけにそれぞれ好む肥料も違うし作業法も違うので育成途中の手間は単品を作っている時の数倍かかります。洗う手間を我慢するか、手間とお金をかけて育てる方を選ぶか・・アナタならどちら?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

                                          

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