春野菜・香りを楽しもう

春には春ならではの味と香りの野菜があります。春野菜の苦みは冬の間に
蓄えた脂肪を溶かし、春に備えてのビタミンを補給してくれるスグレモノです。

ここでは春に採れる山菜をいくつか紹介します。

●山菜料理のコツ●

1.香りと共にあくが強い物が多いので、食べる前に塩ひとつまみを入れた熱湯で茹でてから水で晒す
2.あくを抜きすぎると味や香りが無くなるので適度なあく抜きがポイント。


タラの芽
日当たりのよい場所に生えているタラの木の若芽。5cm程度の物を食用にする。ウドのような香りがある。

料理法:ゴマ味噌が一番味が合うが、天ぷらも美味しい(和え物をする時はあく抜きをする)

菜の花
あぶらなの蕾を堅いうちに摘み取った物。茹でるとさっと鮮やかな緑色になる。

料理法:天ぷら、和え物、さっと熱湯を通して塩漬けにしても美味しい。(和え物をする時はあく抜きをする)

ふきのとう
ふきの葉が出る前に地中から出るふきの花茎。特殊な芳香があり、胃に薬効があるとされる。
料理法:苦みが強すぎる場合は熱湯に重曹を入れて茹でる。(通常は塩ひとつまみを入れた熱湯で茹でてから水で晒す)みそ汁の実やお吸い物、天ぷらに。
ふき
寒いところに自生するふきは大型で香りも強い。栄養価は殆ど無いが、特有の香りと感触が好まれる。
料理法:塩をふりかけ板ずりしてから茹で、水で晒すと皮が綺麗に剥ける。砂糖と醤油を少し入れて薄味で煮浸す。魚の真子や筍、油揚げなどが良く合う。
ゆきのした
裏が暗赤色で表が緑のハート型をした葉。若葉を食用にするが腫れに薬効のあることでも知られている。観賞用に庭園で良く栽培される。

料理法:若葉を生のまま天ぷらにする。独特の風味。

木の芽
さんしょうの新芽。特有の芳香が料理の味を際だたせ食欲増進に役立つ。
料理法:潮汁に浮かせたり、すり鉢ですりつぶして味噌味醂卵黄と合わせ、木の芽みそとして使う。
よもぎ
香気が大変強く、若草のみを食用にする。野草。胃に薬効がある。

料理法:茹でて水で晒しあく抜きをした後、細かく刻んですりつぶし草餅にしたり、お浸しなどにする。

 

根三つ葉
越冬させた三つ葉を土寄せして軟化したもの。三つ葉の中でも最もビタミンが豊富で香り高く歯ごたえもある。
料理法:塩ひとつまみを入れた熱湯にさっとくぐらせ、お浸しや和え物に。根も良く洗いきんぴらのようにしても美味しい。
ツクシ
必ずはかまを取って茹でてあく抜きしてから食べます。頭は苦いので好みで取って下さい。
料理法:
★醤油、味醂で玉子とじ
★さっと茹でて三杯酢にすりごまを入れて食べても歯ざわりよく美味しい。 
★おひたしや味噌汁の具に  
★醤油とカツオ節だけで煮詰めて佃煮感覚でも
イタドリ(すかんぽ)
折るとカポッと音のする中が空洞のタデ科の植物です。

★イタドリを生で(お砂糖持参 +50センチくらいのやつ軽く一本)ぼりぼり食べた思い出があります byビアンカさん 

★我が家は皮をむいて、ゆでて、かつぶしと醤油をかけて食べることが多いです。by まきさん 

★適当な大きさにして皮をむきサァト熱湯をくぐらせて直ぐ水につけ酸味が取れるまで水を何回もかえて薄く切ってサラダ 酢のもの 
大きく切って厚揚げと煮ても葉ざわり良くシャキシャキと美味しいです。  茹で過ぎに注意。炭酸も柔らかくなり過ぎます。byひろこさん 

★皮をむいてさっと茹でて水に一晩くらいつけた後、水気を切って油で炒めて味をつけてありました。 
 シャキ、シャキットとした歯ざわりになるよう、茹で加減が大切です。 仕上げにごま油を数滴入れるとGooだそうです。 byなおさん 

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