2006/01/13 (金)
「今日も寒いなぁ・・・」 「ああ、こうしてジッとしているのが一番だぜ」 バシャバシャバシャ 「うわ〜っ、助けて〜、ザリコママだぁ〜っ」 「逃げろ〜」 パシパシパシ、ポッチャ〜ン 「うううっ、ここ何処だ?暖かくて眩しいなぁ」 「おおっ、みんなも無事かぁ。俺達ここで暮すのかなぁ」
何も住んでいない水槽に、エアーポンプからブクブクと空気だけが送られていた。 そう、グッピーやヌマエビたちが住んでいたはずなのだが、突然、二度と帰らぬ姿になってしまったのだ。 それから1ヶ月が過ぎ、住人のいなくなった水槽に、今日、新しい住人が引越ししてきた。 彼らは、ここに来る前はベランダの水槽で、冷たい水に凍えながら暮していたカワムツたちだ。 夏場には20匹以上いたのだが、この冬の寒さで残り4匹になってしまった。 ジ〜ッと水槽の底で寒さを凌ぐ生活から一転、暖かい水で、しかも皆から注目される舞台へと移り住んだのだ。 おそらく、この環境の変化は大変驚くべき事態であったに違いない。 どうか早くこの環境に馴れて、いつまでも元気に泳ぎ回ってほしいものである。
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