無題
2012/12/15 (土)

介護の事務所に寄ったら、
社員の責任者が、
すごく私に感謝していた。
「ほんっとに、よくやってくれるので助かります!」
って・・・

そんなに沢山仕事に入っているわけじゃないのに、
こんなに感謝されるってことは、
やっぱり、トラブルになりやすい所に
回されてるって事なんだなぁ。
だから利用者さんの所に行くと、
責任者に対する愚痴を沢山聞かされるんだろうなぁ。

最近はフォローしきれないので、
一緒に同調しちゃってますけど。
そうしないと利用者さんも心が落ち着かないだろうしね。

最近時間オーバーばかりで、
時給にしたら600円ぐらいになっちゃうよ〜。

あるおじいちゃんの利用者さん。
帰り際に必ず何か言うから、
今回は、
「これで終わりですので、また来週来ます。」
と、言い切ってみたんだけど、
「あ・・・玄関外の一番下の階段の隅にゴミがたまってるので、それを捨ててください」
って頼まれちゃった…

「・・・・はい。じゃあ、すぐやります。」
と言って、そとに出て、ほうきと塵取りで取り、
外のごみを捨てる場所を聞いて、
もう、また10分オーバーですがな。

本当は、家の外までは掃除してはいけないと思うんだけど…・断れない私…・

そのおじいちゃん、なんか、
細かいことにこだわるというか、
しっかりしているというか、
他の利用者さんとは違う・・・

ゴミ袋の置き方にしても、
妙なこだわりがあって、
お弁当を食べたプラスチックケースを綺麗に洗い、
ゴミ袋の底にセットし、
ゴミ箱の上にバランスよく置く。
で、ゴミ箱からゴミ袋が落ちないようにゴミを捨てていく。
で、下にあるごみ箱の中身は空なのだ。
「このゴミ箱は、何ですか?」
って、聞いてみたら、
「うーん・・・ゴミ袋の台になってますね。」
と、言って、初めて笑顔になった。
自分でもおかしくなったのか、
そこまで突っ込むヘルパーがいなかったのか?
こういう瞬間は、なんとなく面白い。

もしかして、おじいちゃん、学者肌?

家にある本からして、文系学者っぽい気がする。
気になって、名前を検索してみたら、
本を出版されていた…・
たぶん本人。

わお!

今度、なんとなーく聞いてみようかな。
プライバシーの侵害だろうか・・・・
内緒ね。

 
yuriの菜園・手作り生活
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