竹尺
2006/07/17 (月)

写真1
桃太郎トマトが採れた。
ビニール屋根をかけてないのに、実は結構生ってる。
でも、病気だなあ。
やっぱり屋根があった方が病気になり難い気がするなあ。

写真2
チーズパンMIX粉をクオカで注文し、
娘と作る。
ほんとに混ぜるだけ。
ピザ用チーズを混ぜ、トッピングにもチーズを少しのせた。形は悪いけど、おいしいです。
でも粉が高いから、もうあまり注文しないかも。

写真3
今日は千葉ニュータウンに買い物。
文具・アート・手芸工作?売り場が充実していて、
ここは東急ハンズ?と思うほどだった。
ついつい寄ってしまうのは、筆記用具図面コーナー。
新しい大き目のカッター台が欲しかったのだけど、
結構高くて買えなかった。
で、前から欲しいと思っていた50センチの竹尺。
マージャンパイのような目盛りがなんとも言えない。
(マージャンはやりませんが)

竹尺は優れものなのです。
裁縫セットに入っているメジャーは、
長年使っていると測る時に引っ張ったりしていて
長さが1ミリ2ミリ伸びてくる。
金尺も温度によって若干変わるし普段使うには扱い難い。
まあ、最近はいろんな素材のメジャーがあるから
いいものもあるのだろうけど。
竹尺は、長年使っても長さは正確で、軽くて扱いやすい。(扱いによっちゃ割れてくるけど・・・)
私が子供の頃、両親が自宅で洋服屋を営んでおり、
1メートルの竹尺がいつでも身近にあった。
いつも母は「竹尺はすごいんだよ」と、言っていた。
その母は、子供の頃、厳しい祖母に竹尺で叩かれながら育ったらしい。なるほど、叩きやすそうだ。
なので竹尺には愛着がある(叩きやすいからじゃないよ)

子供の頃といえば、この年になって、
つくづく母は大変だったんだなーと思う。
自宅で小さな店を経営していたので、
店の手伝いをし、洋服の直しをし、家事をやり、
店の従業員が1〜2人は毎日のように一緒に夕飯を食べていたので、夕飯の手を抜くことは出来ず、
家族4人は8畳と6畳の畳のつなぎ間しかなく、
夕飯が終わって従業員も帰り、
片付けてちゃぶ台もどかして
布団を敷いて寝るという生活が毎日。
母は、プライベートの時間なんてほとんど無く、
私もその頃、家で家族だけという時間はほとんど無かった気がする。
なので母の当たる所はちょっと子供の私たちに向けられていた事があって、そんな時は「触らぬ神に祟りなし」のように、私も話しかけないようにしてたっけ。

さすがに私と兄が中学になって部屋も手狭になってきて、
これではいけないと思ったらしく、店は他の場所に移った。
これで、何が一番うれしかったかって、
従業員を気にせず、好きな時間に、店と同じ空間にあった風呂に入れるようになった事かな。

なんだか自伝のようになってきた・・・・
昭和の時代の「竹尺」で、自伝小説でも書こうか・・・・



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yuriの菜園・手作り生活
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