2004/09/26 (日)
風がテーマのTVを見て、 そういえば、風にこだわる叔父がいたことを思い出した。
もう何年も会ってはいないが(今後会うことがあるのだろうか…)叔父の話しはいつも面白かった。 なぜか私は気に入られていた(と思う) 叔父は、風・自然環境に急に興味を持ち始めた。 前前から、 「石油はなくなるといっているが、 どんなに使っても大丈夫なんだ。それは・・・」とか、 「太陽光発電は…」とか言っていたが・・・ もともと頭の良い人で、行動に出ると面白い。 どのような人脈かは知らないが、東大元教授だとか、 仲間を集めて、世界からCO2をいかになくせるかという 国際環境会議?らしきものに参加したとか、 日本各地の都道府県を回り、知事に風力発電の すばらしさを説いてきたとか、 NPO認定を石原都知事にしてもらい、 都知事の印の入ったコピーをくれたり、 これからの計画の事も話してくれたりした。 それには資金が要るらしい。(そりゃそうだ) 富士山にCO2観測所を作り、 1階は常設展示場(美術館)にするという。
叔父の夢を追う話し方と、壮大な計画に 私はいつも楽しく目を輝かせて聞いていたのだと思う。
ある日、叔父の妹の、私の母から電話がかかってきた。 叔父の夢のおかげで、影で苦しむ人がいっぱいいる。 これ以上深入りしないで欲しいと。
それから叔父とは話していない。 きっと母が、叔父にも釘を刺したのだろう。 富士山の計画はどうなったのだろうか。
風、風力発電の話題になると叔父のことを思い出す。
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