2006/02/13 (月)
「あいたたたっ、ほんとにゆう菜のやつ、ひどいわ。無理につるをはずすから、茎が折れちゃったじゃない。」 「私なんか、もう、芽を展開させてたのよ。もっと早くに植え替えてくれなくちゃ。 調子が狂ちゃうわよ。」 「去年も折られたけど、少しは勉強せんかね。ほんと、ひどいやつだ。」
「お〜い」 「その声は、エレバンさん」 「お前たちなんか、いいほうだぞう。俺なんか、去年の植え替えに土がないからって近くにあった鉢底石で 上げ底されたんだぞ。俺は育ち盛りだからどんどん伸びたんだけど、水がない! みずやり忘れたり適当だからな、ゆう菜は。 しょうがなく、根を伸ばして、鉢の下の土から水もらってたんだ。 それなのに・・・、鉢を持ち上げて、ベリベリって根が何本も切れたんだぞ!」
「エレバンさんは、庭のほうだもんね。ゆう菜、棚の方しか見ないもんね、水やりの時」 「そのあと、植え替えだっていって、鉢底石を取ろうとしてどうしたと思う。根ごと取ったんだぞ! 根が半分になって、茎も折られて、ううっ、・・・もうボロボロだよ。」
「ほんとひどいやつだ。」 「う〜、うらんでやる〜、のろってやる〜!!」
「ゆう菜はもっと植物を丁寧にあつかえ〜!!」「あつかえ〜!!」 「ゆう菜は時期を考えて植え替えしろ〜!!」「植え替えしろ〜!!」 「ゆう菜はちゃんと全員に水やりしろ〜!!」「水やりしろ〜!!」 「ゆう菜はなべを焦がしてしまえ〜!!」「焦がしてしまえ〜!!」
こうして、ゆう菜はクレマチスの写真を撮るのに手間取って、 息子の好物の「モツ煮込み」を焦がして、息子に怒られたのでした。
( m(__)m 一部”こみ”さまの文体を真似させていただきました。)
写真:クレマチスの新芽が根元から出てました。 去年の剪定枝で作った挿し木です。20本ほどやって4本しか残らなかった。 でも、今日見てみたら、根のあるのは2本だけだった。 それに、種類も分からない。水差しのバラでも根がでるのに〜。クレマは難しい。
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