2008/11/30 (日)
今年の盆養は、いくつかの栽培法の見直しが効果をあげました。
@ 国華園機関誌の鈴鹿市のY氏の栽培法から、「国華の幸」「国華由季」は、一服してしまうので早くスタートする。
試してみました・・・4月4日から順次挿し芽
A はまちゃんの自家製液肥・・・まねしてきましたが、いつも臆病で追い込みが恐い。
結果、毎年かなりの液肥が余ってしまいました。
今年は、思い切って追い込みし、液肥も使い切りました。
B 同じくGR硝酸試薬・・・いい方法と思いながら試したことがありませんでした。
今年は、購入し残留窒素を調べました。
自分が想像していた、残留窒素とはかけ離れた結果でした。肥料抜きの目安になりました。
C 切り花は、1本立て栽培と思っていましたがそれでうまく咲かないなら、
2〜3本立てで栽培してみたらのアドバイスで、うまく咲きました。
(晴舞台は、2〜3本立て、新雪も2本立て)
D 今まで暑さ除けの鉢カバーや根っこ元気くんも試したことがありませんでした。
今年は、精興大臣さんの梱包用シートを試して(鉢の内側へ)みました。結果よかったです。
E 東海地区審査員研修会でとなちゃんからもらった「とんでもないポット」5号鉢。
ねばりの下手な私は、この鉢からウチケミの9号ねばり鉢へ定植。
鉢の機能を借りました。太平の銀峰がようやく咲いてくれました。
以上、私の今年の菊作り反省会の報告でした。 でもこれは、あくまでも私の結果です。
栽培場の環境、培養土、肥料でかなり変わるものと思います。
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(1) 3花を活け終わった後の達成感?最初は、そんなのあるのかなと半信半疑。 でも、わかりました。 活け終わった後、思わず「きれい」とパチパチ拍手してしまいましたもの。(笑) 相乗効果なのか、1本の時よりずっと良く見えました。 特に、真っ白な新雪、濃い黄色の輝き、紅色の晴舞台、調和も最高です。 また、来年もこの3メンバーで活けたい・・・あれ?すっかり3花組にハマっている。
(2) 私もまさか、こんなに高い評価を得るなんって夢にも思っていませんでした。 品種選びがすべてでした。国華の幸は、1鉢だけ(3本立てでしたが) 偶然でしたが、この太平の銀峰と新太平の銀峰には、 赤は兼六香菊か国華の幸が合うのではと思いました。 「国華の幸」の咲かせ方が解らず、輪台の扱いが悪いと言われましたが・・・
(3) 今朝のスプレー菊 11月8日に活けてから、3週間過ぎたのにまだきれい。 今年は南砺市の植物園から、苗を7種購入しました。 スプレー菊の栽培は、楽しかったです。 審査基準については、「日本の菊」63号に詳しく掲載されていました。 中でも、「スプレー菊の優美さ」の項目に@花の配置が良く、空間の効果がみられる」とありました。 なるほど・・・私の菊が暑苦しいと言われた訳が解りました。 空間が少なかったんです。 壇上に上がられた方は、ずっとスプレー菊を専門に栽培されていたそうです。 今年は、県大会で何も入選せず、自信をなくし全国大会は止めようと思われていたのを、仲間に励まされ出品されたそうです。
弱気になった者を、勝利の女神は引き戻してくれるようですね。
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