2007/11/01 (木)
数日前、83歳の菊仲間のハウスへ行った時、だるまの金山が良く咲いていた。
しかし、よくみると立ち上がりが、2.5センチしかなく支柱も垂直で花が ぶつかっている。
そこで、大手術となり私が執刀医を務める。
根が張り、鉢から抜けない。プラ鉢なら、うまく抜けるのに瓦鉢 しかも段のある1番抜けないタイプ。
鉢縁にステンレスの定規を差込 鉢と培養土の周囲を切る。 そして、どぶ漬けしたあと、3人がかりで「せぇの〜」の掛け声と共に抜き、鉢に土を詰める。
そして支柱を倒して結ぶ。その時、3枝の茎に割れ目が走る。(青くなる私)
裂けた茎を濡らしたミズゴケで包み、ヒモで縛り日陰で養生するように指示・・・
手術は、成功し晴れてだるまの1番に。
私の香菊が2番でした。(笑える)
開花が遅れた今年の菊大会の中、一人咲き誇っていたこの仲間が、今日は83歳にして初めての、大臣賞を受賞。
どんなに、うれしいことでしょう!
おめでとう!!!
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(1) 戦前は、別にして第56回の菊展。 6旗もあり、古い受賞者や競技花にはなつかしい名前がある。
(2) 最終審査で最高位の文部科学大臣賞の数輪立て 「国華建国」 仲間の「国華聖者」3本立てが2番手の厚生大臣賞に。
(3) 大手術が成功し、晴れて競り上げ台に上る。
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