外ご飯
2006/04/23 (日)

父ちゃんが会社帰りに夏野菜の苗を買い込んできた。
まだ霜の降りる朝もあるって言うのに、気が早いのぅ。
と言いつつ、
早速去年のくず豆をざっと煮る。
昨夏のキュウリには豆肥料が大変良く効いて、
すんごく収穫期間が長かった。
どうも、煮たまま忘れられ鍋の中で半分腐っちまったのが功を奏したらしいんだ。
半年も発酵させる人もいるらしい。(くっさいだろうなぁ

今年は土の中で発酵してもらうつもり。

豆をストーブから下ろして、ついでにジャガイモを茹でる。
ジャガイモができたら、タイミングよく蕗をもらった。
そのまま湯を沸かして蕗を茹で(柔らかいぃぃ
さらに大ヤカンでお湯を沸かす。

気になっていた「あかずの漬物樽」、思い切って手をつける。
おお、なんと生きていました一昨年のしゃくし菜漬け。
引き続き外ストーブで塩抜き(大量の湯で2回茹でこぼす)、
油、醤油、酒、砂糖を外に運んで炒め煮。
昼ごはんは昨日の鍋(寒かったから鍋復活)に野菜と椎茸と冷凍してあるうどんを投入。(外料理)
デッキで、新緑を眺めながら外ご飯にした。

結婚してから、しばらく「アウトドア」にはまっていた。
大キャンプブームのちょっと前からだったので
次から次へと出現するカッチョいいオートキャンプ場には目もくれず(なるべく、ね)
荷物をリヤカーで運んだり、
ひたすら静かでのんびりできるキャンプを楽しんだ。
外で飯を作って、外で食べる。外で遊んで、外で寝る。
これが好きだったんだな。

田舎に引っ越して、外で寝ることはなくなったけど(あったりめーか
目覚めると窓の外に自然が広がっている。
毎日外で遊べる。
たまには、外ご飯も楽しむ。
そして何より、今は「外で採る」が加わっているのだ。
アウトドアな人生を闊歩中。

i0 i1 i2 (1) 新緑のモミジ。

家のすぐ前に造園屋の(叔父さん)モミジ林がある。
(2) クヌギの若葉はこんな風にへたれて出てくる。

前に住んでいた近くの公園のドングリから生えた想い出の木。
(3) 新緑が萌える一瞬前の家の前山。
 
百姓一記
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