最初の勝負が決め手だ。
ここで気を抜いてうまくいかないと最後まで尾を引くものだ。
緊張感がこの最初の一発目で力を持つのだな。
数あるプログラムに自分の技術を駆使してひとつずつ挑戦していく。
と言っても次から次へのコンマゼロ秒の戦いなので、
息もつかずに挑み続ける。
あれこれと頭で考えている段階ではない。
これまでの自分が積み重ねてきたことが我が身にしみこんでいることを信じて
ただただ己の力に勝負を委ねる。

これはどうだ。よし、うまくいったぞ。
あ、ちょっと失敗。
でも小さな失敗に気を取られていてはいかん。
次の勝負は目の前だ。
流れに乗って、なめらかにいかねば。

プログラムの最後が見える頃、
緊張感はマックスに張り詰めているが、
どこかで冷静な自分が、高揚感に酔っている自分を戒める。
最後まで気を抜くな。
最後のキーを打つまでは。

え？キー？　笑
最近はまっているタイピングソフトへの執念を語ってみた。
いや、なんとなく今日一日を賑わしているフィギュアスケートの一番に似てると思って。
金メダルすごいね。でも荒川さんの勝ち気そうな顔はいまいち好きじゃないので…。
それよりやたら放映されている「金芽米」とかってお米のCMがナイスっ。
金の舞いねえ。笑
ご飯おいしそうに食べてるから、少し好きになったぞ荒川さん。