2005/11/05 (土)
悪夢のような猛暑の稲刈りから一ヶ月。 ようやく晴れが続いて天日干しの稲が乾いた。 天気と休みと用事の三つの都合をあわせないといけないのだよ。なかなか田舎なりに過密スケジュールだからね。笑
ハゼにかけて干した稲を脱穀する「米こなし」という作業。 大昔はセンバコキでやったのであろう。 文明の利器は自走式脱穀機ハーベスタというのだそうだ。(調べて初めて知った ハゼの近くまでキャタピラで動いてきて、稲の束を押し込むとガガーーーーっとあっという間に脱穀してくれる。 次から次へと、どーーーんどん稲の束を飲み込む。 なんとも力強くて頼もしいタフな奴。 一年に一回しか使わないのは、実にもったいない気がするよ。
米粒を落として、機械からペッと吐き出される稲の束。 仕事が速いからあっという間に稲束の山ができる。 これを20〜25束くらいずつ、縛っていくのが今日のワシの仕事だ。 軽〜〜く書いてみたけど、これが実に重労働だ。 一抱えもある藁束を渾身の力を込めて固くきつく縛るのだ。 指の入る隙間がないほど締まった縄をくぐらせまた絞めて結い上げるのも、指圧(指のちから)を酷使する。 しかーーも、午前中縛った拍子に薬指の血管が切れて内出血&腫れ。
暑いし。 ハーベスタから埃は舞い上がっているし。 腰も痛いし。ぶつぶつぶつ。
それでも、日が暮れて、 予定していたすべての作業が終わり、 ご苦労様と、ビールを一杯。 久しぶりだなあ、ビール。しかもEBISU。 いただいた米は30キロ×7袋。新米だーー。
これですっかり先程までの文句たらたらを忘れてしまえる。お得な苦労人である。
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(1) シイタケも例年より少し遅いかな
(2) まだ、こんな赤ちゃんも。
(3)
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