2005/09/04 (日)
明日雨らしいので、一日中畑仕事。根性だす。
ゴマ刈り取り。 収穫の目安は、下の鞘が1〜2個開きかけてきたら、だ。 今回は芯を摘むのが少し晩かったので、ちと油断していたら随分開いてしまった。 間引きのいい加減も災いして、生育にもバラツキがあるのも理由のひとつかな。 茶色く渇いたように開いてくると、刈ってるそばから種まきになってしまう。
これで雨に当てては大変、と今日の一番仕事になった。 刈る前に、葉っぱをむしる。 茎がしっかり立っていれば、両手でぶちぶちぶちっと早業でしごき落としていける。 ぱきぱきと気持ちよくはがれてくれるのでストレスなし。 尺取虫や、名もない芋虫、花のカスもできれば取りながらのほうがいい。 鞘に引っかかっているゴマ虫のウンコも丁寧に取っておくほうが選別が楽である。 んがしかし、刈り取り部隊が近くまで来るとなんだか焦っちゃうんだよね。
はじけているのもあるので、一輪車にシートを敷いて慎重に運ぶ。 10本ぐらいずつ束にして、藁で縛り 屋根のある日当たりのいいところで乾燥。 今年はウッドデッキに並べた。 景観を損なうとぶつぶつ文句を言うワシ。 見せるために作ったんじゃねぇという製作者。 ううむ。
こんな風に開いてくるまで、乾燥。 その後、逆さまにして粒をだし、ふるいや風選でゴミを分け、洗って乾燥。 最後に苦行の選別も付いてくる。 この一連の面倒な作業をはたで見ているので「ゴマは一年おきにしろ」とおとうは言うのだ。
でもねえ、ざざざーーーっのあの瞬間ね。あれを毎年体感しないで、一年の野良仕事乗り切れませんぜ。 胸のうちで言い訳し、きっと来年もいつの間にか作ってしまうだろう。 平日に蒔いちゃえばこっちの物なのだ。
ゴマの後は?と聞くので「ニンニク」と即答。 次の作業にかかりながら「ゴマの根っこを抜かないと、うなえないしなぁ〜」の独り言を聞きつけて ゴマ畑に向かうおとうであった。偉いっ。
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(1) この中に、ぎっちりゴマが詰まっている。 小さな一粒の、計り知れない力に毎度感心する。
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