2005/07/22 (金)
いつの間にか、土用に入っていたんだ。 なるほど夏ばてしそうな天気が続く。 土用といえば、鰻喰ったり、梅を干したりだったけど、 先日、根岸のじいちゃんと話していて収穫した会話。 「土用ともなれば、草が実をつけやがるからなぁ」 そうだそうだ。うん、そうなのだ。
勢力を広げるように地を這っていた雑草が、 ある日ぐぐっと首をもたげ、先っぽに実をつけて 遠くへ遠くへ子孫を飛ばす体制に入る。 そのある日が、土用の入りだったんだ。ぱちん(手を打つ)
もう気軽に刈った草を畝に置いてはいけない。 箕に集めて草燃やし場へと運んでいく。 1メートル以上にもなったエノコログサやメヒシバをズリズリと引きずる農婦も いわゆる一つの風物なのだな。
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