家の中から外を見るだけでも、はぁはぁしてしまいそうな上天気。
炎天下に一歩踏み出すのは勇気が要るね。
こんな日は、日陰を見つけてクールダウン。
そうだ、ウドの下で草に負けそうなネギを救済しよう。

鬱蒼とした一角は、涼しくて快適だ。蚊さえいなければ。
蚊取り線香は必需品。しっかり腰に結っつける。
いざ。

蚊取り線香って、あの渦巻きの通りに律儀に燃えません？普通。
なんか、今年のヤツ、どういう訳だか隣に燃え移っちゃうんだよ、時々。
移ったところは両方向に燃えていくから火力が強い、そして更に隣に…。
何箇所も火がついているから、煙は大威勢だ。
尻のほうから背中へ煙をたなびかせ…これじゃあかちかち山の狸だなあー。
でもいいや、これでは蚊も寄って来れめえ。

煙を吐き出しながら草むしりは続く。
んが。
熱いんじゃ尻。薄いもんぺの下はパンツいっちょだし。
しかしこの贅沢な煙も捨てがたし。
すかさず刈ったばかりのメヒシバのデカイ株を腰に挿しましたとさ。