久しぶりに梅雨空。
朝起きて、畑が湿っているとほっとする。
旱魃のあの白茶けた土を見ると、肌がガサついてくるような気になんだよね。

さて今日は、掃除じゃ。
ここんとこサボっていたから、見ないように階段を登らなくてはいけなくて危ないんさ。
洗濯物畳む前に、着替えの下着を掘り出すのも止めようね。
今日の新聞は、日付を確認しなくてもすぐ読めるように。
使いたい鍋は、洗うから始めなくても済むように。
おお。家事三昧の梅雨の一日。（恥ですぜ

時間が出来たら、ゴマを選る。
ようやく一昨年のゴマを食べ終わったので、
去年の収穫の選別をやらなくては。
なんだかこの細かい作業を敬遠するようになってしまって、眼鏡屋に行ったのだった。
んで、メガネは新しく次世代メガネ（意味違うってば）になったけど、
ゴマはそのまま置いてあったのだ。

細心の注意を払って、ゴマを選る。
だってね、石が混じっていたらすり鉢は傷むし、ガリっとなるし。
ゴマ虫のウンチも、努力してもどうしても混じりこんでしまう。
新婚の頃、毛虫や芋虫にビビッていた嫁（←ワシ）に、
じいちゃんが名言を吐いた。「菜っ葉食ってる虫だから、せぇやーねぇ」
そんなもんか、と納得していたけど、
菜っ葉食ってる虫のウンコは、菜っ葉味なんですかい？
おぉい、じいちゃんーーーー。
草葉の陰で笑っているにちげーない。

頭の中であれこれ考えながら、選っていてふと、新たな疑問。
黒ゴマは、どうやって選るんでせうか。
うう。

(1) そんなに頑なにはじかなくてもいいぢゃん。 (2) (3)