う、裏切りものぉ〜
2005/05/15 (日)

朝から曇っていて肌寒い。
今日の日記のタイトルは「足踏みする季節」だったのだ。
なかなか大きくならないジャガイモや、
寒そうに葉っぱを丸めるナス、
再登場したコタツ、減らない麦茶。
こんな風景を詩的な文にしたためようと目論んでいたのにぃぃぃ。

カッっと晴れたら 途端に暑いのなんの。
いきなりダッシュで夏の日差しだぁー。
ウィンドブレーカーとごくせん風ジャージ上を脱ぎ捨て、空を睨む。
無粋な日記になるぢゃないか。ちっ。

朝、おとうが物干し竿で食事中のヒヨドリを見て言った。
「白いイチゴも食べてるぞ」
ぬお。去年の「なかなかイチゴが赤くならないねえ」とのんびりしていたら
ほぼヒヨどもに喰われていた苦い思い出が浮かんできた。
畑を見ると、喰い残しのイチゴが落ちていた。
うえぇん、おとう、白いイチゴ食べてたんじゃないよ、
赤く色づいたところだけ半分喰ってたんじゃーー。
完熟になるまで待つのが礼儀ってもんだよ。フライングは許せん。
もうやらないぞ。
不織布でイチゴを守る。
あっちこっちランナー伸び放題の変形イチゴ畑は、うねうねと曲がる不織布がのたうつ不気味な畑になった。

午後もぼちぼち夏の日差しの中、畑だなと思っていたら
また、雨だ。
こらあ、夏の日差しって書いちゃったのにー。
季節の勇み足っっ。

i0 i1 i2 (1) 毎年きちんと咲いてくれる
裏切らない美しさ

クチベニシラン
(2) 満開のモッコウバラ

たった一枝の挿し芽から育った健康的な子
(3) これも挿し芽からの
ツルニチニチソウ。

雨だろうが、夏みたいだろうが
文句言わないんだね、君は。
 
百姓一記
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