ひねもす のんびり
2005/04/21 (木)

爽やかで、穏やかな、春の一日。

畑が湿っているので、予定のオオイヌノフグリ退治は後回しになった。
GW明けまでに何とか、生ゴミ堆肥をナス予定地の地下深く(と言っても50センチぐらい?)埋め込みたいなあ。

ワラビを片手に握れるほど摘んで、
ビニール袋に木灰とお湯を入れて縛って放置する。
これで夕飯のおかずにちょうど良く灰汁だしできて、茹で過ぎず美味いのだ。ずぼら料理の極み。へへへ。

ツクシもまだ摘める。
胞子も飛んで、茎が伸びきった今頃のほうが嵩が増えていいかも。
片手に5回。ちょうど両掌いっぱいの大収穫。
外のテーブルに広げて、一つずつハカマを取る。

ふと前の山を見ると、山桜の薄桃色に良く似たトーンのもやに包まれている。
芽吹き前の葉、裏側を見せて丸く蕾のようになっているのが、ほぐれていく一瞬だ。
雨の前まで、そのトーンをまとっていたモミジ林は、すっかり萌えて、まさに新緑。
聞こえてくるのは、鶯(すっかり上達)と、今はまだ控えめな田んぼの蛙。

えら(たくさん)、あったなあと時計を見たら
1時間10分経過していたツクシのハカマ取り。
わずかに傾いたおてんとさん以外は、何も変わらない、のたりな午後であった。

 
百姓一記
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]