半分
2005/02/21 (月)

あでででで。
起き上がるのが難儀な朝。
でも起きられるんだよ。これは淋しいことなのだ。
四半世紀前の初めてスキーした翌朝、ワシは星野富広さんのように首から下が全然動かせなかった。
全身全霊を使い果たして一日スキーに没頭した若い肉体は、正直に参っていた。
清く正しい筋肉痛だったな。(遠い目)

息子も「だるいー眠いーー」と起き渋っている。
なぁに、言ってんの。かあちゃんだって脚痛いけど気合で起きたんだぞ。
…時間差でやってくる後半分の脚痛いは、内緒である。


気持ちのいい青空が広がっているので、
のろのろと畑を徘徊する。
やる気はあるが、体が思うように動かない。
やることはあるが、湿っているので入るなと畑がつぶやく。(ほんとだよー)
せっかくのいい天気なのにな〜。
ルッコラや白菜の花芽を愛でたり、
水仙の芽を探したり、
青空の写真を撮って、中途半端におんもを楽しむ。

息子が帰ってきて
ゴボウある?明日、授業参観ですいとん作るんだ。オレゴボウと卵とダシパックの係。
保存したの、まだあったかな。おお健気にも小さな葉っぱをつけて最後の一本が残っていた。
しかし掘ってみると…。

これ何?ゴボー。無言。だからこれ何?ゴボーだってば。うそー。
明日の友達とのやりとりを予想している息子に、
この真ん中のフガフガをとれば、ほらこんなに美味しそうと、
指導して半分今夜のけんちんに横取る。

戦争体験の勉強に作るすいとんなんだと。
ちょうどいいではないか。畑で採れた出来損ないの野菜でも大事に使い切る赤貧の心。
ん?ダシパックぅぅ??

i0 i1 i2 (1) 野良ルッコラ。
また何の苦労もなく
ってか、人手を借りず冬を越した。
えらいなあ。
(2) ラストゴボー。
是非また作るぞ。
もうちっと牛蒡らしいカッコイイのに
挑戦したい。
去年はビギナーだったから、
とにかくできれば成功だったのだ。
(3) 最後かな、柚子巻き大根。
これは巻いた後、すぐに甘酢につけたもの。
パリパリ。
 
百姓一記
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