保険
2005/02/12 (土)

小松菜とほうれん草をくれるというので、跳んで行く。この冬はなぁんにも菜っ葉のない悲しい畑なのだ。

運動仲間のミネコさんち。
ミネコさんは一途に田んぼと畑を守ってきた。
片手間でなく、出荷もしていないが家庭菜園よりずっと規模が大きい、っつーーか昔の百姓の単位なのかな。
ごちゃごちゃしているけど、とても清潔なコタツの間でお茶しながら
話題はやっぱり畑のこと。笑

今年はねぇ、しし唐は、ちっとでいいわ。あ〜懲りた懲りた。
それからさー、あれももういいな。ゴーヤ。わはは。
種蒔いてさ、余ったからそれも保険に脇に蒔いてよ、それが全部こんなによ。(両手ぶんまわし)
あちこちで生ってるから、くれもさんねぇし。(あげることも出来ない)
あ〜懲りた懲りた。

いや、全然懲りた風でないよ、ミネコさん。
ほうれん草も小松菜も、とても一軒で食べきれる量じゃないし。
これも持って行けと、貯蔵はくさい10個入りコンテナを出してくるし。
きっとこの夏も、懲りた懲りたと言いながら、ナスやきゅうりを採りまくるんだろう。
黄色くて甘いトマトと、かたくならない丸いオクラの種を約束しておいとまする。

まだまだカラカラ天気が続きそうなので、
春菊に水やりして、ビニールと不織布でトンネルをびっちりかけなおす。
瀕死のエンドウは、ほぼミイラ状態の茎を思いきって切断。
根元から新しい芽が伸びてくるのを切望ながら、
ミネコさんの言葉を思い出して、「保険に」余っている種を蒔くことにする。
両方生き残って、エンドウ地獄になってもいいや。
懲りた懲りたと言いながら、うきうき収穫するワシを夢見つつ。

i0 i1 i2 (1) 柚子巻き大根を作る。

大根を同じ厚さに切るって難し。
どんどん斜めになっていくんだもんな。
(2) まだこんなに立派な根を付けているんだのー。
写真のために優しく洗って上げたさ、
ジェット水流で。笑
(3) 薄雲りの空。
飛行機雲が、青いシャドウをつけていた。
 
百姓一記
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