濃いミカンへの恋心
2005/01/18 (火)

12月に愛知に嫁いだ旧友がミカンを送ってくれた。
三ケ日みかん。
こんれが、すこぶるつきの旨さだった。
皮を一筋剥くだけで、薄い小房から瑞瑞しさが透けて見えた。
甘さも酸っぱさも、濃いっっ。
一年間に食べるミカンの量を半分にしてもいいから、
来年からずっとこのミカンとともに生きていきたいと思った。
んにゃ、大袈裟ではない。
ミカン当たり年だったようで、あまりまずいミカンにも会わなかったけど、
この三ケ日ミカちゃんを知ってしまったら、もう他に浮気はしない。
一途に愛していきたいぞっと。

んでもって、年が明ければ温州みかんは引き潮だ。
今は、お祭りでもらってきた いかにもなミカンが放置されたまま。
そしてこの時期、わが家に「いよかん」が届くのである。

伊予柑って、追熟させるんだってね。
荷物を開けて、意地汚くかぶりつくと、
す、す、す、すっぱーーーーー。
心臓がどきどきするほど、すっぱーーー。( ̄* ̄)←教えてもらった顔文字。
それでも、つい皮をむいてしまう禁断の木の実。

この酸っぱいうちに、果汁もたっぷり使って贅沢にマーマレードを作るのだ。
残りは2週間我慢したら、甘さも、いよかん味も、ぐーーと濃い絶品の冬の恋人に成長するのだ。
皮をむいたらスカスカだったなんて、しょぼい出会いはもういらない。
オヤヂ臭いな今日の日記。

i0 (1) 清純な顔して、
ワシを誘うんじゃ。
食べてみて、ウフッて。

酸っぱいくせにぃーー。
(2)
(3)
 
百姓一記
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