祭りじゃ、祭りじゃぁ〜
2004/12/15 (水)

寝ていたわけではない。
こっそり祭り見物に行って来た。(なんで、こっそりーー)
お祭り好きな秩父の、一年の最後を飾る「鉄砲祭り」

火縄銃40丁の爆音と硝煙のなかを、
2頭の神馬が神社の階段を駆け上るのだ。

大名行列もある。下人役のおじさんの素足が凍えているもの恒例。
道端の馬糞を踏むまねをして、運がつくどーと寒いギャグ。
いつもの焼き饅頭と、射的と型抜き。

田舎の小さなお祭りだけど、
奇祭、と呼ばれる異様なシチュエーションに毎年ドキドキする。
腹の底にまで轟く銃声。流れてくる硝煙の匂い。
馬の嘶き。
変わり映えしないようでいて、毎年同じものは何もない。
地元の人たちの手間が一つ一つ確かに見える。
神社を守り、伝統を受け継ぐことが、自分の暮らしを守ることなんだと、
迷信じゃなく、心からそう思う。

奉納の銃火にあやかって、ワシも祈る。
家族がみんな健康で暮らせますよう。
畑も順調に実りますよう。
あ、クリスマスには、DVDをお願い。




i0 i1 i2 (1) なかなか、賑やか。
山が冬支度になっている。
今年は防寒対策不要の温い日でした。
(2) 鉄砲隊。

(3) 連写で撮りまくって、やっと捕らえた銃火。
どっきゅぅん。


 
百姓一記
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