2004/12/04 (土)
22万人の人出の一人になってきた。 実は初めての祭り見物。
独身の頃、友だちとわいわい繰り出したことはあったが、 駅を降りたとたん、生まれて初めての極寒におののき、 (うん、あの当時は今よりずっと寒かったよ、20年以上前だもん) 駅前の屋台で日本酒を飲み、 街をうろうろして、寒くなるとボッタクリの相席のサテンで暖を取り、 屋台なんて見た覚えが全然ないのだ。 ひとつだけ覚えているのは「見世物小屋」 親の因果が子に報い〜〜の蛇少女の、世間に背を向ける演技、 そりゃー明るいところでは見せられないだろうって、笑。 いくらだったかのぅ。 500円でも1000円でも、この話で幾度も盛り上がったので、 お得な見世物見物だった。見といてよかったな、しみじみ。
今年は、正しく屋台の曳き回しも楽しんだ。 この写真の屋台の中で、屋台囃子の太鼓がなり続けている。 秩父で太鼓といったら、何十年も昔から、夏でも冬でも「屋台囃子」なのだ。 この日のために小さな頃から太鼓に勤しむ。 あれこれいろんな曲に寄り道したり、アレンジしたりしない。 これ一本っ。一途な積み重ねだ。これが文化っつーーもんなのだ(ふんっ、鼻息)…たぶん。
交差点で昔からの重い重い屋台が方向転換をする。 これがまた見ものなのだ。 太鼓は「玉入れ」という小太鼓の見せ場。 固唾を飲んで見守る見物人の一人になれて、満足。
来年は「いいだこ丸ごと入りたこ焼き」を食べ損なわないよう、 夜間撮影をもう少し研究して望むよう、 心に誓った夜の街。
さ、太鼓のリズムを胸に、下男と一緒に堆肥取り行くどー。
-
|
(1) 隣のねーちゃん、 けーたいで私よりいい写真撮ったら 怒るかんねっ。
(2) 町中で夜遊びしちゃう日
(3)
|
|