豆手伝い
2004/11/29 (月)

初氷。

恒例だった豆こなし応援隊。
小春日和にみんなでおしゃべりしながら、ガシガシ働き
お昼に同じ釜の飯を食った。
埃まみれになっても文句も言わず手伝ってくれた、押し付け農作業の一日。

今年は新兵器1号2号が活躍しちゃったので
手作業は中盤の殻はずしのみ。
おしゃべりのついでに強引に手を借りること数回。
今日でほぼ終了だ。


人の輪の中にいるのが、この上もなく好きである。
孤独という言葉が自分ほど似合わない人間もいないと強く思う。
そんな私が、土と向き合うこの暮らしを選んだのは、
人との係わりを避けて仙人のように生きたいからではない。
自分で手をかけた作物の向こうに、たくさんの笑顔が見えるからなんだ。
社会的に貢献できる力はない。
でも、んめぇー と喜ぶひとつの笑顔の積み重ねが、社会に繋がればいいと思う。

だからおしゃべりしながら収穫を喜び合った今日の豆は、格別だ。
今冬初めてのおぼろ豆腐になって
嫌な気分を跳ね返す んまんまパワーを生む。
(余談ですが、息子、「でぶや」の石塚笑顔ができます。あ、似てるってこと?)



豆は終わりましたが、ゴマはまだ選別待ちですー。
埃まみれになりません。
若いあなたに最適なきれいな職場です。(求人広告ー)

 
百姓一記
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