冬の前に いそいそと働く
2004/11/21 (日)

hare.gif しばらくいい天気が続くそうな。
冬の前に、しばし野良仕事に勤しむ週間になる予想。

からりと乾いた豆をこなそうとしていたら、
おとうが「あれ」使ってみるかい、と。
えーー直ってたんだ。すげすげ。期待のあれ

ひゃ〜面白いぐらい飛びます、豆。
キコキコ音を立てて回るドラムに豆の枝を押し付けて はじき飛ばすんだけど、
要領をつかむまでは鞘ごとブチ切れてしまって、
急遽 豆用ふるいを用意する算段。

町の金物屋に電話したら、豆を持って来てふるってみろと言う。
へえへえと出かけてみたら、プラスチックの(しかもオレンジ色)やつを出してきやがった。
うわー。頭の中が、どうやって断ろうかフル回転している。
んが、豆が大粒で下に落ちなかったのだ。よかったー。
わざわざ車を出したけど、虚しさでなく安堵の手ぶら。笑

大豆は下に落ちて、大きなゴミが上に残る特殊な「豆ふるい」という農具が
おつねさんちにあるんだ。
お嫁に来たとき、もう舅様が使っていたのだったか(忘れた)、
とにかく今は手にはいらないものだから「でーじに(大事に)使って粗末にしない」貴重品なのだ。
ほしーー。

でもないものねだりしても仕方ないので、
おとうが箱型のふるいを作ってくれることになった。

豆こなし、一時中断。
よし、トウミの周りを片付けよう。
おお、はと麦君も、そろそろ乾いたで、しまって欲しそうだ。
よしよし、災難にもめげず健気に乾いたのぅ。

実はいっぺん乾いたと思って竿からはずし、
寝かせておいて、忘れ切ってしまった。
折り悪しく大雨。
「もういらないのか、あの、数珠だま」と言われ、飛び出したときには
水溜りが、濃ぉ〜いお茶になっていたのだ。
痛恨のボケ。
深く反省しながら、再度干した。

だから、今年のはと麦茶は、薬効半分だと思うのだ。
ごめんよ、あんたは悪くないのに、二番だしの汚名を背負わせてしまったね。


 
百姓一記
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