昨日の遅れを取り戻すべく、畑をうろうろする。
そうだ、ゴマを。

9月12日に刈り取った第一弾は、完全に乾ききって鞘も大開放。千客万来（パチンコじゃねーーっつーの）
今日こそやるぞ、あのお楽しみを。
何度も言ってしつこいけど、ゴマの収穫の音と言ったら、
百ある仕事の中で一番好きかも。
これを教えてくれたのは、近所のお友達おつねさん。
「なんとも言えねえ、嬉しくなる音じゃぁねぇけ」と言いながら
秘密の宝を持っているようなお茶目な目をして笑ったんだ。
辛いことの多かったおつねさんの人生、畑仕事も辛抱の連続だっただろう。
ゴマの収穫の音がそれまでの苦労を忘れさせてくれるようだなんて
健気な生き方をしてきたんだな。
村の敬老会で傘寿のお祝いをしてもらったんだって。
草むしりの汗をぬぐいながら、元気に語るまだまだ現役。

ゴマはふるいにかけて、トウミで風選。
ステンレスのざるに入れて水洗いして、新聞紙に広げて干す。
新聞が水を吸った頃、一度取り替えてあげると一日で乾く。
選りきれなかったゴミや石を秋の夜長に少しずつ選別。
結構手間もかかるので、一年おきに作ったらどうだとおとうは言う。
ふん、あの音を聞くためにやっとるんじゃ。毎年毎年っっ。

はと麦も収穫。
しゃくし菜定植。トンネルかけ。
大根第２弾間引き。
ちょこまか草取り。
夕方里芋初掘り。

よく働いたなー。休憩3回だもん。フルタイムだな。
息子の自転車のパンクも直す。（さりげなく自慢。近所に自転車職人いないしな、笑）

　　　　　　猛暑少雨の割には良い出来　　　　まだまだゴーヤ　　　　　　　　　ばかすか隼人君