ご馳走
2004/09/19 (日)

ご馳走って、走り回って仕度をするところから生れた言葉なんだってね。
確かに、美味しいなあと感じる食べ物は、人が手をかけ、私の口に入るまでたくさんの係わりを思わせるものが多いように思う。

近所のおばちゃんたちが作る煮物。
大根、ニンジン、ジャガイモ、こんにゃく、スーパーの特売の焼きちくわとさつま揚げ。
いつものありきたりの煮物がしみじみ美味しいのも
それまでン十年、台所で走り回ってきた積み重ねが味になっているんだろうな。

うちの野菜はおいしいよー。
何度も何度も一日中バタバタと走り回っているからね。
ん?違うか。
足音が関係しているとすれば、野菜たちが足音を覚えているくらい採り立てだから、かな。

さて、今日届いたクール郵パック。
知る人ぞ知るウサギ飼いの友人からの贈り物だ。
草を刈りに行く彼女の長靴の音まで聞えてきそうなウサギ肉。
これをご馳走と言わずして何と言おう。

肉はあっさり。上質たんぱく質だな。筋肉増強にグッ。
隣に写っているのは今年初掘りの落花生塩茹でと、ツルムラサキとインゲンと花オクラの胡麻和え。
夜、高校生3人に残り肉でウサギラーメンを作ってやったら、これまた好評だった。

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百姓一記
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