ゴマ第一弾、刈り取り。

刈り取る前に、葉っぱを全部むしっておく。
たぶんもう少しおいておけば自然に落ちるんだろうけど
そうすると刈り取るときにゴマもばらばら落ちてしまって勿体無い。
一番下の鞘が開きかける頃、刈り取って立てかけて乾かすと
乾燥するとともに鞘が開いて逆さまにすると「ざざざざざぁー」っとなる。（至福の音色。）

葉っぱをぶちぶちむしりながら
全力投球でない自分に気がつく。
昔から自分に可能な限りの超スピードで何でもやる人だった。
程々は嫌い。後悔しないよういつも全力疾走。
子ども時代のバス旅行は歌集全部歌いきるとか、
絶対寝ないとか、うるさい迷惑なやつだっただろうな。
作業は「ちゃっちゃか」
雑にならない最速の作業効率を目指していた。

それがね、最近出来ないんだな。
あわただしく　せわしなく動くと寿命が縮まる気がする。
そんなにあわててどうする。そんなに急がなくてもよかんべぇ。

刈り取ったゴマを１０本ぐらいずつ藁で縛って根元を切りそろえ
ブルーシートで養生して立てかけておく。

背くらべしているゴマたち