景品はナスとゴーヤ
2004/09/10 (金)

小学校の親子レク。
今年はクラスの役員の一員なので企画する側。
立案した時期が一足早い猛暑の一日だったので、「夕涼みはどうじゃ」と言うことになった。
校庭に社会体育施設としてナイターがつくので、夏の間に火照った体を冷やしてはどうか。
どうせなら「縁日」風に楽しもう。

発想は良かったが、なんと秋の来るのが早いこと。
夕涼みしながら暖を取る温かい飲み物の心配までするほどだった。
ま、ご愛嬌。
カキ氷も、金魚すくいも、射的(自作割バシ鉄砲で)もおもしろかった。

景品を募集したら、ナスやゴーヤが来た。(実は私も出したのだ)
きゅうりやミョウガは漬物になって輪投げの目玉商品になっていた。
リサイクルの真髄は「捨てる神あれば、拾う神あり」だと思う。
喜ぶ顔がたくさん見られて良かった。

クラスの子どものほとんどが親子で参加した今日のレク。
同じクラスでいてもほとんど口を利かない人もいる。陰口もあればトラブルもある。
考え方や ものの見方は違っていて当然だ。
だから浅い人間関係を最初から捨ててしまう人もいる。
でも、一日だけの小さなつながりでも私は拾っていきたいと思う。
この地に来て6年目の秋の収穫は、ふくらんできた人とのつながり。

 
百姓一記
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