ソバ間引き
2004/09/04 (土)

今日こそ、間引かなくては。
「まぁだ踏んごむんじゃ、ねえんけ」と言われたが、
もう待ってはいられない。
柔らかい畝間に足跡をつけながら、
土寄せの時に土が固くなるのを覚悟しながら、決行だ。

間引いた根にも、土が付いてくる。
隣のソバが引っ付いて抜けてしまう。
でも、今日中に手をつけたい。

ソバの間引きは「蛇が通り抜ける間隔」だそうで。
毎年、この言葉を思い出し、
毎年、蛇ったってニシキヘビかい、ヤマカガシかいとぶつくさ思う。
間引きながら、やっぱ、青大将だいなーと悦に入る。
恒例である。

3作目にかかったところで、痛恨の雨。
あ〜〜。
これでまた育ってしまう。
もうこのままで行くしかないか。
ヒョロソバにどれほど実が付くのか、実験の年になりそうだ。

もうひとつ心配の種。
畝間になんとも可愛い足跡が。
私の前に踏んごんだヤツ、それはウリ坊。
害獣駆除で親猪をたくさん捕ってもらった。
かあちゃんがいなくなったので、うろうろと里に下りてきているんだな、ウリちゃん。
きちんと畝間を歩いている礼儀正しさには感心するが、
サトイモの畑をチェックしていたり抜け目もないようじゃ。
終わりなき山の主との戦い。


シソの穂が出てきた。
根岸のじいちゃんの立派なゴボウをいただく。
じいちゃんのゴボウは評判で引く手数多なのだそうだ。
倍、嬉しいな。

 
百姓一記
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