じっつに　ひさぁ〜しぶりに　東京へ出かけた。
ハンバーガーを食べて、映画を観た。
すげーー。
今の私にしては、すごく珍しい一日だったけど。

この人ごみと、車の渦と、びるでぃんぐに囲まれて
毎日、変わらない味のランチを食べ、
疾風のように流れ続ける文化を　一目散に追いかけていた頃もある。
今思うと、ちょっと苦笑い。
でもそれはどうしたって必要だった私の1ページだ。

帰ってきたら車の通っていない道路を眺めて、息子が
「すごかったねえ、東京」とつぶやいた。
いつもは笑って済ませるその感じ方に、「田舎」を押し付けてしまっているような罪悪感を感じた、少しだけどね、ほんの少し。

これから大きな世界を自分の目で　見るんだぞ。