果報は寝て待て
2004/08/18 (水)

草取りしながら考えた。笑
大根と白菜はどこに植えようかって。(おいっ、まるで菜園日記ですぜ)
60坪の減反は痛いなあ。
ただでさえ足りないと予想できるのに、根岸のじいちゃんは「早生のミニ白菜があるぞ」なんてそそられる話を持ちかけてくださるし、
20キロキャベツも、面白いじゃない。
思いつくだけでも、キャベツ(ふつうの)、サニーレタス、葉もの類いろいろ、エンドウ、スティックセニョール、ニンニク、ワケギが控えているのに。
夏を越して秋収穫のものたちが片付くのを待っていられない。
うむむむむ。
あれこれ考えていても、埒が明かないのでこんなときは寝てしまうのだ。

先週の朝日新聞の土曜版に、かわいい寝姿の写真が載っていた。
三年寝太郎の伝説のある山口県の山陽町を訪ねる記事。
寝てばかりいる寝太郎がむっくり起き上がって民の為に偉業を達成するこの物語を
「周囲から愚弄される人物でも、実は何かに抜きん出ている」
「あせらず、時間をかけて物事に没頭すべし」
と解釈する。
なるほど、寝てばかりをただの怠けだと短絡的に考えてはいけないのだ。
「対外の情報と格闘する日常から離脱すれば、体内の声が聞えてくる。覚醒時には気づかなかったことが、夢などの形で提示される」という夢の文化的な研究もあるのだそうだ。

寝て起きたら、畑が増えているわきゃない。
もちろん夢の中で作付けができるとも思えないけど、
ゆっくり寝て、明日また畑をうろうろする元気を蓄えよう。
今日も、むむむむむっと蒸し暑かったしね。
おやすみなさい。

 
百姓一記
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