サザン深夜ライブをテレビで見る。

桑田圭佑が好きだ。
誰がなんと言おうと（言うまいが）、サザンの曲に魅かれる自分がいる。
これはね、きっと、
「若い」ときっぱり言い切れる数年間がいつもサザンと一緒だったからだ。

はじけるように過ごしていた毎日に、いつもサザンがかかっていた。
生活や将来の面倒が全くない一目散な時期に。
身体中で笑っていた。心の底から泣いていたひたむきな若さと一緒に。

どの曲を聴いても切なく感じるノスタルジアに溺れる自分。
初めて買った車の丸いシフトレバーまで思い出す。
懐かしや、懐かしや。

でも途中で寝ちゃった。
想い出も年をとるんだ。
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