年末に定植したレタスが食べ頃になった。
冬はほとんど育たなかったとは言え、4ヶ月も待ったありがたいレタス。
これが、じっつに　旨い。

レタスって、味がないと思っていた。
あのシャキシャキだけがレタスの存在感だと。
でも先日根岸のじいちゃんのレタスの芯を齧って思い出した、遠い昔のレタスの味。
高校生のころ、弁当箱にレタスを詰めて持っていった。
(あ、勘違いしないでね。飯の入った弁当も別にもちろん持ってるんだよ)
当時、レタスがいくらしたのか知らないけどたぶん今よりずっと高価だったと思う。
財布の中身を心配しなくていい能天気な娘は、毎日のようにレタスをしゃくる(シャキシャキ食べるの略）。
よく食べたよな、毎日。馬のように、兎のように。

それが遠い昔の味だったのを、根岸のじいちゃんのレタスが思い出させてくれたのだ。
味の分かる馬だったんだな。(遠い目）

遅れること2週間。
うちのレタスの味はどうじゃ？
うま〜。あま〜。甘苦〜〜。本物のレタスの味だぁー。
おまけに香るのだ、レタス。
シャクッと包丁で根元を切って台所に運んできたら、ニンニクを切ってた皆ちゃんが「わぁ」と声を上げたほど。

そういえば家庭菜園の醍醐味ってこの香りにあるのではないかな。
きゅうりも、トマトも、小松菜も、たまねぎも
みんな自分の香りできちっと勝負している。
シソや茗荷やパセリやルッコラなんかも実力を充分発揮して有り余る。
スーパーに並んだ野菜も、最近は朝もぎとか、産直とかっていかにも新鮮そうだけど、
香りはあちこちに置いてきてしまうんだろうな。

明日も薫り高いシャッキリレタスで朝ごはん食べよう。

一雨過ぎて、季節がまたひとつ進んだようだ。
きぃ〜せつがぁ　頬をそめてぇ　過ーーぎてゆきました〜♪

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オクラ播種（去年種を採るの忘れて何年ぶりかで種を買った）
セロリ、スティックセニョール鉢上げ。
終わった後でセニョールはこのままマルチの空いてるところに植えちゃえばよかったかなあ、と後悔したぜセニョリータ(意味なし）

かぼちゃ(坊ちゃん、ほっこり姫）定植
今年は野良かぼちゃがひとつもないので、購入。
トマト（桃太郎、ミニ種類は何だったかな）定植
ニガウリ発芽