適材適所
2004/04/26 (月)

hare.gif 薪を積む。これが意外に、楽しいんで・・・。

山の木は、種類も太さ、形、重さも千差万別。
今うちにあるのは、樫、トチ、ソノ、栗、イチョウ、もみじ。
細い枝もある、ぶっといのも、割ってあったり割りそこなって斜めになっていたり。笑
枝が出ていたり、二股になっていたり。
とても一筋縄では積まれてくれそうに無い。
これを壁の無い薪小屋に、両側の支えを頼りに背の高さくらい積んでいく。(150センチちょい。チビでよかったこのときだけは)

微妙に水平が崩れても、後で響くので慎重に。
使うときに一本とったらガラガラ崩れたなんてことの無いように。
使うのは来冬だ、それまで見栄えも良いほうがきもちがいいし。

一本とて同じものは無い。
どう組み合わせてどれを次に積むのか、パズルのような頭脳労働だ。(勝手な思い込みかなぁ)
ところが、これが面白いくらいきれいに積みあがっていくのだな。
自然な形の違いがうまい具合にかみ合うところがあるのだ。
どんなに偏屈な枝でも、そいつが必要な場所がある。
もしかしたらもっと実力を発揮できるところがあるかもしれない、でも現時点ではここが最適。
これ以上の場所を待ち望んでチャンスを逃してもいいんですかぃ?思い立ったが吉日ですぜ。

人生訓まで垂れながらやっとるもんでなかなか捗りまへん。
GWに遊びにいらっしゃる方は、特別この素晴らしく楽しい「人生は薪積みだパズル」を体験できます。
汚れてもいいお支度でお越しください。

      ほら。              まだこんなにあるよ。     こっちにも・・・・。

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百姓一記
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