花が届いた。豊橋に嫁に行っている旧友から、渥美半島の実家で栽培しているアルストロメリア。大きな長い花専用の箱で、毎年どっさりやってくる。誕生日にあわせて贈ってくれるのだけど、本当はもうひとつのメッセージがある。日常から切り離されたと錯覚できるほどの圧倒的な量の夢のような彩。花は、ものも言わず人を慰めてくれるよね。この花の故郷の近くで病に苦しむ彼女も早く笑顔を取り戻して欲しいな。