体の中の大切な部分
2004/01/28 (水)

風邪は奇跡的にあっという間に回復。
(普段薬飲まないから効くんだな)
しかし、鼻をかむと煎餅が食いたくなる副作用は治まらない。
今日も景気良くぼりぼり食っていた、その時っ。
う、何だこの固いものっ。

歯だった。

差し歯が急にとれたのだ。
20年前に作った前歯。何度か取れているけどこんな唐突な取れ方は初めてだ。
いやぁ、煎餅と一緒に飲み込まなくて良かった〜。
早速近くの歯医者に電話。水曜定休じゃないところがあってよかった。
初診だし、挿してもらうだけなので予約なしで診ていただく。

たかが前歯一本であるが、無くなると実に変だ。
顔つきも信じられないほど間抜けになる。
話し方もへりゃふりゃへ〜って感じで力が入らない。
食べてみなかったけど、食べるのも下手に違いない。うどんなんか出てきちゃうよね。

すんなり入れてもらったが30分たって、お昼にラーメンを食べようと思ったら、
変。
なんか自分の歯ではないみたい。
まさか、抜けてたホンの一時間の間に自分の歯の存在を忘れてしまったのか、歯茎。

体の中で何が欠けても不自由で今までと同じようには生活できないだろうな。
と思う反面、どうなろうと慣れちゃえばどうにかなるものだなとも思う。
歩けなくなっても、目が見えなくなっても。
不自由を不幸だと決め付けなくていいと、いろいろな人が教えてくれた。

体の中で一番大切なのは、「生きる」という気力なのかな。
歯一本抜けたくらいでここまで書くか・・・。

 
百姓一記
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]